中国のあるメディアがこのほど、浙江省杭州市に住む70代の女性が、台湾の人気女性歌手、蔡依林(ジョリン・ツァイ、=写真)に30万元(約432万円)相当の宝石を着服されたと訴えていると報じた。しかしこの女性の所在が不明で、報じたメディア側にも不自然な点があることから、一部ファンの間では「中国反明星組織」と呼ばれるアンチファンによる嫌がらせではないか、との見方が出ている。14日付新聞晩報が伝えた。
報道によれば、この女性は元々は裕福だったが、家が家事に遭い、家族が病気をしたことから経済的に困窮していた。そこで持っていた30万元相当の宝石を人気者のジョリンに送り、ジョリンの持ち物として売却、またはオークションに出すなどして換金し、自分たちを助けて欲しいとお願いした。しかし3年経ってもジョリンからは何の連絡もないため、「ジョリンが宝石を着服した」と考えているという。
このニュースを知った別のメディアが、女性に取材をするため最初に報じたメディアに連絡先をたずねたところ、「今はまだ女性の連絡先を教えられない」との返答があった。また、杭州市の住まいとされる付近の地方政府が女性の居場所を探したが見つからなかったため、女性は実在しないのではないかとの見方が大きくなった。
中国では「中国反明星組織」と呼ばれるアンチファンが有名歌手や俳優などを標的に、インターネット上での攻撃を行うケースが多く報じられているため、一部のジョリンのファンからは、今回の報道もこうしたアンチファンによるものではないかとの声が上がっている。(編集担当:恩田有紀)
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