【ソウル中島哲夫】韓国の柳明桓(ユミョンファン)外交通商相は14日の記者会見で、6カ国協議の5月下までの再開を目指し、これが実現すれば北朝鮮の核廃棄に向けた新段階の合意が8月前に可能だという楽観的な期待を示した。
柳外相はシンガポールで8日開かれた米朝会談で「意見接近があったのは事実」と明言。双方合意した内容で北朝鮮が核計画を申告すれば米国によるテロ支援国指定解除が見返りとなるが、指定解除には45日前の米議会への報告など時間を要すると指摘、5月下旬までの6カ国協議再開が必要だと述べた。
柳外相は3月末の訪米の際、韓国人記者団に対し、米大統領選のスケジュールなどを考慮すると6カ国協議の「次の段階」の合意は8月前でなければ順調な履行が困難との認識を示していた。