国土交通省と警察庁による自転車通行環境整備事業のモデル地区に、県内からは大村市の桜馬場周辺地区が指定された。県は国の補助を受け、09年度までに同地区内の県道に自転車専用レーンを設置するなど「自転車事故多発地区」での防止策に乗り出す。
県などによると、県内は傾斜地が多いことから自転車利用者が少なく、全国と比べ自転車による事故は少ないが、昨年は360件発生し増加傾向にある。警察署別にみると、大村署管内の発生が92件ともっとも多く、全体の26%を占めた。平坦地が多く、自転車通学の高校生が事故に遭うケースが目立つという。
地区指定を受け、県は大村市のJR竹松駅から県立大村工業高校までの国道34号、県道、市道の総延長約4キロで自転車専用レーンを整備する計画。車道、歩道、自転車専用レーンに分離することで事故防止を図る考え。特に桜馬場町交差点周辺の県道約800メートルについては09年度までに専用レーンを設ける。他の区間は10年度以降に対応する方針。【宮下正己】
〔長崎版〕
2月11日朝刊