再生紙の古紙配合率を偽装した日本製紙(東京)が、プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地・県営宮城球場(仙台市宮城野区)のネーミングライツ(命名権)契約を継続する意向を示していることについて、村井嘉浩宮城県知事は4日、契約を続行することを正式に決定した。
継続条件として、契約期間の3年間、愛称の「日本製紙クリネックススタジアム宮城」から「日本製紙」を外すことを決めた。
村井知事は同日午前の定例記者会見で、「偽装は品質維持のためにやむを得ない行為だったとも言える。業界全体の問題で、契約を取り消す段階とは言い切れない」と述べた。
球場愛称から社名を外すことは、日本製紙側が1月下旬、「1年か2年」という期間を県に提案した。知事は「偽装問題の社会的影響を考えると、契約期間の3年は、自粛していただくのが妥当だ」と語った。
県は昨年12月、日本製紙に年2億5000万円で命名権を売却した。略称の「Kスタ宮城」は変わらない。パ・リーグ公式戦の地元開幕は3月29日。