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東京 1
日 ロイター] 4
日から
始まる週の
外為市場は、
金融市場の
信用不安が
後退していないことから、
引き続き株価にらみで、ややドル
売りの
地合いが
予想される。2
月9
日に
東京で
開催される7
カ国財務相・
中央銀行総裁会議(G7)を
控え、
大幅な
米利下げの
後も、
景気後退懸念や
金融市場の
混乱に対する実効性ある
協調行動も
期待されており、
参加国の
通貨当局者からのメッセージにも
関心が
集まりそうだ。
予想レンジはドル/
円が104.50
円─107.00
円、1.48─1.50ドル。
<
引き続き株価にらみ、
信用不安後退せずドル
売り継続>
1
月は
米連邦準備理事会(FRB)がわずか1
週間あまりで
計125bpの
大幅利下げに
踏み切った。しかし、みずほ
総研シニアエコノミスト、
吉田健一郎氏は「
足元でモノラインの
格下げなど、
証券化商品に対する信用不安は
高まる傾向で、
短期間での
大幅利下げを
実施しても、なお
一段の
利下げ期待が
弱まっていない」とし、「ドル
売り地合いが
続き、ドルは
全般的に
買い進めにくい」と
見ている。
ロイター
調査によると、1
日発表の1
月米雇用統計では、
非農業部門雇用者数の
伸びが
加速する
見通し。ある
資本筋は「
雇用統計は
弱くない」とし、
一時的に108
円台への
上昇を
予想する。しかし、
雇用統計が
予想を
下回った
場合「
投機筋が1.50ドル
乗せを
狙ってユーロ
買い/ドル
売りに
動く可能性が
高い」(
外銀)と
指摘される。ユーロ/ドルは、
全般的にドル
売り地合いが
続く中で、
欧米金利差が
拡大してくればユーロ
買い材料になるとみられている。
また、
欧州の
主要金融機関の
決算発表や
欧州中銀(ECB)
政策理事会も
予定されている。ロイヤルバンク・オブ・スコットランドのヘッドオブFXストラテジー、
山本雅文氏は「サブプライムローン
関連で
大幅な
評価損が
計上されたり、ECBの
景気見通しが
下方修正されれば、ECB
利下げ期待を
高める」として、ユーロ
売り圧力につながる
可能性を
指摘している。
<G7を
控え、
各国当局者からのメッセージに
関心>
4日から始まる週は重要指標発表の谷間となり、9日のG7会合に向けて参加国の金融当局者からのメッセージの内容が注目される。みずほコーポレート銀行国際為替部次長の竹中浩一氏は「G7では景気後退懸念や金融市場の混乱を反転させられるような協調行動がとられるかどうかが注目される」としたうえで「協調行動が見られなければ、状況は悪化しても、すぐに改善することにはならないだろう」との見方を示している。
しかし、ロイヤルバンク・オブ・スコットランドの山本氏は「政府・日銀が下振れリスクの高まりを認識しながらも、景気拡大シナリオを維持しており、また貿易加重平均ベースでは円安水準にある中で、円高阻止に向けたアクションについて参加国を説得するのは難しい」という。そのうえで「特段目新しいメッセージが発せられる公算は低いだろう」との見方を示す。
6日のECB理事会後のトリシェ総裁の記者会見では、インフレに対する警戒の度合いなどが注目される。日本では竹中平蔵慶大教授(5日)のほか、岩田一政日銀副総裁(7日)、黒田東彦アジア開銀総裁(8日)らの講演や記者会見が予定されている。日銀総裁選びの視点でも3氏の発言内容が注目される。
(ロイター日本語ニュース 吉池 威記者)