四肢体幹機能障害がある名張市桜ケ丘、菊本哲史さん(40)の絵画展「ぼくのえ展 きぼうとゆめのかけ橋」が、同市下小波田のつぐみカフェ(内山克則オーナー)で開かれている。力強いタッチで描かれたアクリル画など14点が飾られている。29日まで。
菊本さんは生後6日目、輸血時に呼吸が止まって障害が残り、ほぼ全身がマヒした。初めて寝返りを打てたのは3歳6カ月の時だという。10歳のころに左半身が回復したが、現在も歩行訓練を続けている。
約3年前から本格的に絵を描き始めた。今回は昨年度の市美術展覧会で努力賞を受賞した「大空を飛びたい」などを展示。太陽に向かって力強く飛ぶ鳥が描かれ、題名には「いろんなことにチャレンジしたい」という菊本さんの思いが込められているという。
菊本さんの母里代さん(65)は「絵を描けるなんて思ってもいなかったが、今は生きる糧になっているみたい」と笑った。
午前9時〜午後6時(最終日は午後1時まで。第3水曜日定休)。問い合わせは青蓮寺オーラック(0595・62・7300)へ。【金森崇之】
〔伊賀版〕
2月3日朝刊