サッカーのワールドカップ(W杯)アジア3次予選初戦、タイ戦(6日・埼玉)に向けて千葉県内で合宿中の日本代表は3日、雪を避けるため練習場所を室内練習場に移し、非公開でセットプレー練習を行った。常に練習を公開したオシム前監督とは対照的に、岡田監督が非公開練習を行うのは、早くも3度目となる。
岡田監督が日本代表の練習に“カーテン”をひくのは「タイ戦はセットプレーがポイントになる」という思いがあるからだ。タイは来日前の1日に練習試合をバンコクで行い、韓国Kリーグの全北を2−0で降しているが、2点ともセットプレー絡みだったといい、岡田監督は「タイもいいセットを持っている」と警戒する。
3次予選で日本が対戦するバーレーン、オマーン、タイの中で、国際サッカー連盟の世界ランクはタイが107位ともっとも低い。しかし、岡田監督は「タイは(昨夏の)アジアカップの時、優勝したイラクと引き分けた。対戦する3カ国すべてを回ったスタッフも、タイが一番強いと言っていた」と楽勝ムードを戒めた。
この日は攻守にわたって、セットプレー時の動き方やマークの仕方を練習した。キッカーとしてカギを握る遠藤(ガ大阪)は「今までの代表戦でも、セットプレーから点を取って楽になる試合が多かった。だからこそ、攻撃でも守備でもセットプレーが大事になる」と気を引き締めている。【安間徹】