ルノーのスポーティングディレクターを務めるフラビオ・ブリアトーレは1月31日(木)、フェルナンド・アロンソが2008年、ルノーに“ナンバー1”待遇を約束してもらったという憶測について、はっきりと言及しなかった。
チームの新車R28がパリ郊外で披露されたが、話題はすぐに2度のワールドチャンピオンのアロンソが昨年、マクラーレンでいさかいを起こしたこと、そしてルノーが今年のドライバー陣をいかに異なった形で扱っていくかということに変わった。
イタリア人のブリアトーレは、「ナンバー1とかナンバー2とか、ナンバー3を擁するといったことに関して聞きたいとは思わない。問題が起こる前に先手を打てばいいだけだ」と語り、アロンソについては次のように加えた。
「われわれはそのことを話し合ってはいない。彼はチームでのやり方を知っている。プロフェッショナルであって、バカではないんだ」
また、スペイン出身のアロンソ自身も、自分が優遇されることを認めることはなかったものの、ルノーがブラジル人ルーキーのネルソン・ピケJr.と比べ、より経験豊富で成功を収めているドライバーとして、アロンソのことを捉えていると明かした。
26歳のアロンソは、「契約の中には何もない。おかしなことは何もないよ」と述べ、こう加えた。
「スタッフはまず、僕のクルマに新しいパーツを搭載してくれる。そうすることで僕は気持ちよくいられるね。それに、フラビオ(ブリアトーレ)がより可能性のあるドライバーを支援することを僕は知っているからね」
アロンソはそう発言した後、スペインのメディアに対して、「僕たちは未熟なドライバーを迎えるわけだから、僕にはクルマを開発する責任があると感じるけど、それについてはまったく構わないよ」と述べている。
調子を合わせたように、22歳のピケJr.もできる限り速くクルマを走らせるつもりではあるが、F1でのアロンソの立場も認識していると語った。
アロンソは2008年、再び決然とした若いドライバーをチームメイトに迎えることは心配していないとコメント。
「ネルソン(ピケJr.)は僕のように普通の人だと思う。フラビオは特別なんだ」
「彼はF1で状況をコントロールすることにかけては最高だから、僕はトラブルが起こるとは考えていない」