米国Microsoftは2
月1
日、
米国Googleがリードするオンライン
広告市場で
同社と
対抗すべく、
米国Yahoo!
に対して買収を
提案した。
現在のところ、Microsoftの
提案(
株と
現金を
合わせた
買収総額は
約446
億ドル)
に対し、Yahoo!
側は
慎重に
検討したうえで
後日回答するとコメントするにとどまっている。
数人のアナリストに
見解を
聞いたところ、
今回の
買収にはメリットとデメリットの
両方があるようだ。はたして、MicrosoftとYahoo!が1つになれば、Googleの
上を
行くことができるのだろうか。
【拡大画像を含む詳細記事】 「それは
重要な
質問だ」と、
米国TechnologyBusinessResearchのアナリスト、アラン・クランス(AllanKrans)
氏は
答えた。「
両社が
一緒になれば、Google
に対して、これまでよりも
有利な
位置に
立てるだろう。だが、それだけでは
十分な
結果を
得るには
ほど遠い」(Krans
氏)
Krans
氏によれば、MicrosoftがYahoo!の
買収に
成功した
場合、
両社は
検索分野での
戦略を
練り直す必要に
迫られるとして、
次のように
話す。「
最終的な
目標はオンライン
広告の
収益アップだ。そのためには、より
多くのユーザーを
集められるような、
魅力的なツールやプラットフォームを
用意する
必要がある」
米国の
検索市場では、Googleが60
%以上のシェアを
占め、オンライン
検索にGoogleを
使うユーザーの
数は、MicrosoftやYahoo!の
検索エンジンを
使うユーザーよりも
多い。MicrosoftがYahoo!の
買収に
成功したとしても、これを
崩すのは
容易ではない。
これについてKrans氏は、「MicrosoftOfficeに他のベンダーが立ち向かうようなものだ」とたとえる。「MicrosoftOfficeに取って代わる製品をだれも提供できていないのと同様、現在、Googleのサービスを好んで使っているユーザーを奪取するのは非常に困難だ。長期にわたる戦略が不可欠となるだろう」(Krans氏)
もっとも、現在、Googleを追う立場にある両社にとって、今回の買収の意義は少なくない。「WindowsLiveやOfficeLiveといったMicrosoftの提供しているインターネット・サービスと、Yahoo!のWebメールやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)をうまく組み合わせることができれば、ユーザーを囲い込むことに、大いに貢献するだろう」とKrans氏。
米国EnderleGroupのロブ・エンダール(RobEnderle)氏も、「MSNとYahoo!の両ポータルのサービスがいっしょになれば、Googleの勢いに十分対抗しうる」とし、今回の買収は検索市場の現状を変えるかもしれないと分析した。
また、Enderle氏は、Googleが今回の買収を阻止するために、独占禁止法の適用を司法省に訴えたり、Google自身もYahoo!の買収に乗り出したりする可能性があると述べた。なお、Googleの広報担当であるマット・ファーマン(MattFurman)氏は、MicrosoftによるYahoo!の買収提案について「現段階ではコメントできない」としている。
(ToddR.Weiss/LindaRosencrance/Computerworld米国版)
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