広島市の包括外部監査人の浜田芳弘・公認会計士は1日、市営住宅の財務事務などについての監査結果を秋葉忠利市長らに報告した。3年以上居住し、入居基準を超える収入があるのに家賃を3カ月以上滞納している64世帯について「市営住宅の明け渡しを請求し、入居待機者に回すべき」などと同市の積極的な対応を求めた。
昨年7月〜今年1月に、市営住宅の入居手続きや管理などが適正に行われているかなどを監査。市営住宅への入居者に義務づけている収入申告がない世帯についても「対応が不十分」と指摘し、同市に現地調査などを通じた実態把握を求めた。
情報システムに関する監査結果も報告。同市委託のサーバー保守業務が再委託されている現状を指摘し、同市の約款に基づき、文書で再委託を承認する手続きを求めた。
浜田監査人は「いずれも改善されれば財政への寄与が可能で、今後の政策論議にもプラスになる」と述べた。【吉川雄策】
2月2日朝刊