プロ野球・楽天の本拠地「日本製紙クリネックススタジアム宮城」の命名権を保有する日本製紙が再生紙の古紙配合率を偽装していた問題で、県は1日、広告審査委員会を開き、同社との命名権契約を継続するか協議した。来週早々にも、村井嘉浩知事に委員会としての判断を報告。村井知事が最終判断する。
同委員会は、同球場を所管する県教委の職員で構成。冒頭、委員長の三野宮斗史教育次長は「(命名権は)行政にとって新しい制度でルールが十分に確立されていない。英知を集めしっかりとした方向性を見いだしていきたい」と述べた。
委員会は冒頭を除き非公開で行われた。今回の偽装問題が契約解消条項の「社会的信用の失墜」や「法令違反」に該当するか、継続するならば同社が「ペナルティー」として申し出ている球場名から社名を外す提案を受け入れるか、などを検討したという。委員会としての判断は公表していない。
日本製紙は先月25日、県に契約を継続したい考えを伝えている。【山寺香】
2月2日朝刊