タイのサマック新首相は1日、バンコクの国民の力党本部で日本メディアとのインタビューに応じ、国防相を自ら兼任するなどとした内閣の人事構想を明かした。軍部は国防相ポストに生粋の軍出身者の起用を求めていたが、軍の意向を押さえ込んだかたちだ。また、「クーデター後、経済政策が破綻(はたん)している」と述べ、経済の立て直しに全力を注ぐ考えを表明。財務相には国民の力党幹事長のスラポン氏、外相にはタクシン氏の弁護士を務めたノパドン氏を起用するとした。一方、就任後の外遊先として、日本を最初の訪問国にする意向を明らかにした。(バンコク 菅沢崇)