南丹地域のさまざまな文化・芸術が結集する初の催し「『美』と『和』で『輪(むす)』ぶ南丹文化ジョイントプログラム」が2日、京都府南丹市園部町小桜町の市国際交流会館などで始まった。
優れた文化的資源が豊富という南丹地域の特長にスポットを当て、2011年に府で開催される国民文化祭に向けて機運を高めようと、府南丹広域振興局と府南丹教育局、同市が企画した。
市国際交流会館であった「次世代へつなぐ南丹地域文化フォーラム」では、同市園部町のNPO法人(特定非営利活動法人)「京都匠(たくみ)塾」の高橋博樹代表が「工芸をはじめとする伝統文化を、若い世代がしっかり守っていかなければならない」と講演した。また、伝統芸能の継承などについての座談会があった。
隣接する市文化博物館では「南丹工芸文化祭」があり、同市在住の工芸作家の陶芸や染め物、木工家具など約50点が並んだ。訪れた人たちは「南丹市に、こんなに作家がおるんやね」などと話しながら、個性豊かな作品に見入っていた。
また、両会場では、口丹波の幼小中高、府立丹波養護学校生らの美術作品を展示する「南丹美術工芸教育展」もあった。
この催しは、3日もあり、市文化博物館の展示は10日まで行われる。期間中は入場無料。