[ニューヨーク 31日 ロイター] 米医薬品大手ブリストル・マイヤーズ・スクイブ<BMY.N>のボンフィールド最高財務責任者(CFO)は31日、オークション・レート証券(ARS)投資に関連して減損処理を行ったことについて、格付け会社にも責任があるとの認識を示した。
ロイターとのインタビューで述べた。
同CFOは「ARSにはトリプルAの格付けがついていたが、結局は数段階格下げされることになる」と述べた。
同CFOによると、ブリストルはARSにもともと8億1100万ドルを投資していたが、この投資に関連して「一時的に」1億1700万ドルの減損処理を行った。
ARSは、地方債・社債・優先株などで用いられる仕組みで、ダッチ方式の入札で一定期間ごとに金利や配当利回りを再設定して資金を調達する。
運用する側にとっては、非常に流動性の高い運用手段とされていたが、信用収縮のあおりで入札参加者が減った結果、換金のメドがたたないケースが出ている。
同CFOは、この問題で大手金融機関3社がブリストルへの協力を拒否したと批判。他の金融機関8社が引き続きマーケットメークを行ったため、損失を抑えることができたと述べた。
さらに、こうしたARSにトリプルAをつけた格付け会社にも責任があるとの認識を示した。