参加方法新着ニュース


流し読みニュース > 記事 インタビュー:新興国投資は絶好のチャンス=ピクテ投信社長(ロイター)
この記事から振り仮名をはずす
*いんたびゅー:しんこうこくとうしはぜっこうのちゃんす=ピクテとうしんしゃちょう(ろいたー)*

インタビュー:新興国投資は絶好のチャンス=ピクテ投信社長(ロイター

1日(金)14時14分



*
 岩崎いわさき 成子なるこ記者きしゃ北野きたの 将之まさゆき記者きしゃ
 [東京とうきょう 1にち ロイター] ピクテ投信とうしん投資とうし顧問こもん岡崎おかざき義晴よしはる代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょうは31にち、ロイターとのインタビューで、年初ねんしょから同社どうしゃ旗艦きかんファンド「ピクテ・グローバル・インカム株式かぶしきファンド(毎月まいつき分配ぶんぱいかた)」(通称つうしょう:グロイン)<62004937JP.LP>に継続けいぞくてき資金しきん流入りゅうにゅうしていることを明らかあきらかにした。岡崎おかざきの30ねん近いちかい業界ぎょうかいでの経験けいけんじゅうで、市場いちば混乱こんらん続いつづいているにもかかわらず安定あんていした資金しきん投信とうしん流入りゅうにゅうしたのは「初めてはじめて、かつ奇跡きせきてき経験けいけん」で、投信とうしん自体じたい長期ちょうき投資とうしのための市場いちばとして定着ていちゃくしてきているとの見方みかた示ししめした。また経済けいざいのデカップリング進展しんてんするじゅうで、その恩恵おんけい受けるうけるエマージング市場いちばへの投資とうしは「長期ちょうきてき観点かんてんから絶好ぜっこうのチャンスだ」と言及げんきゅうした。
 インタビューの詳細しょうさい以下いかのとおり。
 ──年初ねんしょから市場いちば混乱こんらんしている。御社おんしゃのファンドへの影響えいきょうは。
 「パニック売りうりてき状況じょうきょうはなかった。これまで販売はんばい会社がいしゃに対しにたいし長期ちょうき投資とうし分散ぶんさん投資とうし重要じゅうようせい説きとき適宜てきぎ適切てきせつ情報じょうほう提供ていきょうをしてきた成果せいかではないか。過去かこにおいて、右肩みぎかた上がりあがり相場そうば場合ばあいは、予想よそう超えるこえる資金しきん流入りゅうにゅうする一方いっぽうで、相場そうば下げさげてくると、ぎゃく回転かいてんして大量たいりょう資金しきん行くいくのがつねだった。しかし今回こんかい市場いちば混乱こんらんするじゅうで「グロイン」には安定あんていしたなり資金しきん流入りゅうにゅうした。30ねん近くちかくこの業界ぎょうかいにいるが、これは初めてはじめて経験けいけんであり、大変たいへん素晴らしいすばらしいことだと思っおもっている。奇跡きせきてき経験けいけんをした。投信とうしん自体じたい長期ちょうき投資とうしのための市場いちばとして定着ていちゃくしてきた証拠しょうこではないか」
 ──「グロイン」には足元あしもとでどの程度ていど資金しきん流入りゅうにゅうしたのか。
 「年初ねんしょから25にちまでにやく160おくえん流入りゅうにゅうしている。基準きじゅん価額かがくが1まんえん割り込んわりこん以降いこうは50─60おくえんがネットで流入りゅうにゅうし、その後そのご買い越しかいこし基調きちょう続いつづいている」
 「きょう(1がつ31にちに)設定せっていしたエマージング・インカム・ファンド(「ピクテ新興しんこうこくインカム株式かぶしきファンド(毎月まいつき決算けっさんかた)」)には当初とうしょ設定せっていで180おくえん超えるこえる資金しきん集まっあつまった。(市場いちば混乱こんらんしている)こうした難しいむずかしい状況じょうきょうでは(エマージングファンドには)資金しきん集まらあつまらないのではとていたが、結果けっかてきにかなりな資金しきん集まっあつまった。投資とうし理解りかいがそれなりに進んすすんでいることの現われあらわれであり、世の中よのなか大きくおおきく変わりかわりつつある」
 ──販売はんばい会社がいしゃ状況じょうきょうはどうか。
 「グロインの販社はんしゃすうは51しゃで、銀行ぎんこう35しゃ地銀ちぎん32しゃ)、証券しょうけん16しゃとなっている。やしろ全体ぜんたいでは85しゃになっている」
 ──グロインの販社はんしゃになるために、御社おんしゃ営業えいぎょう担当たんとうもの足らたら一時ひととき順番じゅんばん待ちまちもあったと聞くきく
 「現在げんざいはそのような状況じょうきょう解消かいしょうされつつある。弊社へいしゃとしては、ひとつのテリトリーに複数ふくすう販社はんしゃがあることは販社はんしゃに対しにたいし失礼しつれいにあたるとの考えかんがえで、できるだけ重複ちょうふく避けさけ政策せいさくてき基本きほんはひとつのテリトリーに1つの販売はんばい会社がいしゃという方針ほうしんでやってきた。サービスの低下ていか避けさけたいということもある。現在げんざい全国ぜんこくのネットワークがほぼ完成かんせいした。あとは多少たしょうすき間すきまのあるところをどう充足じゅうそくしていくのかという段階だんかいだ」
 ──急激きゅうげき資金しきん流入りゅうにゅう理由りゆう一時ひととき販売はんばい停止ていしした「グロイン」だが、ファンド規模きぼについての問題もんだいは。
 「現状げんじょうでは3ちょうえん規模きぼまでは十分じゅうぶん対応たいおう可能かのう判断はんだんしている。5ちょうえんまでどうかというのは、徐々にじょじょに市場いちばをみながら決定けっていいくことになる。商品しょうひん特性とくせい壊れこわれないか、安定あんていてき収益しゅうえき提供ていきょうできるのか含めふくめ流動りゅうどうせい問題もんだいなども考慮こうりょしながら考えかんがえていく。同時にどうじに、エマージング市場いちば投資とうし対象たいしょうとして拡大かくだいしてきている。当然とうぜん、そういったことを考慮こうりょし、反映はんえいさせたかたちで運用うんようをしていきたい」
 ──拡大かくだい続けるつづけるエマージング市場いちばについての見通しみとおしは。
 「(世間せけんでは)見方みかた錯そうさくそうしている。これが不安定ふあんてい要素ようそのひとつでもある。かつては日本にほんもエマージング市場いちばであったわけだが、わたくしが30ねん近くちかくエマージング市場いちばをみてきて実感じっかんするのは、経済けいざい動向どうこうと(それに対するにたいする市場いちば反応はんのうが、徐々にじょじょにこなれてきているということだ。今回こんかいのような状況じょうきょうが10ねんぜん起きおきていたら、市場いちば反応はんのうはもっとシビアであり、回復かいふく時間じかんがかかったのではないか。エマージング市場いちばだけがペナライズされて大幅おおはば下げさげたとはみていない」
 「デカップリング、カップリングというのは経済けいざいはなしだ。例えばたとえば自立じりつ需要じゅよう増えふえ域内いきない経済けいざい成長せいちょうしている中国ちゅうごくにおいて、デカップリングはどんどん起きおきている。そういう意味いみ米国べいこく離れバナレ先進せんしんこく離れバナレはどんどん進んすすんでいる。しかし、マーケットがデカップリングしているかといえば、していない。情報じょうほうがどんどん流れながれてくるグローバルな時代じだいにおいて、投資とうしはその情報じょうほう心理しんりてき反応はんのうする。確実かくじつせい不安定ふあんていせいという懸念けねんから下げさげている。こういうときこそ、(エマージング市場いちばは)長期ちょうきてき観点かんてんから絶好ぜっこう買いかいのチャンスだとわたくし強くつよく信じしんじている」
 ──注目ちゅうもくしているエマージング市場いちばは。
 「ピクテはエマージング市場いちばにかねてから注目ちゅうもくし、先行せんこうてき投資とうししてきた歴史れきしある数少ないかずすくない機関きかん投資とうしでもある。欧州おうしゅう拠点きょてんがあることもあり、東欧とうおう中東ちゅうとう強みつよみがある。BRICsの将来しょうらいせい高くたかく東欧とうおう中東ちゅうとう、トルコなども面白いおもしろいのではないか。あめりかけい運用うんよう会社がいしゃではラテンアメリカなどに注目ちゅうもくしているところもある」
 「経済けいざいのデカップリングはこれからもますます進んすすん行くいくだろう。その恩恵おんけい受けるうけるのが、いま、エマージングといわれている中国ちゅうごくやインド、その周辺しゅうへんこくとみている。それを長期ちょうきてき観点かんてんから投資とうししていくことは素晴らしいすばらしい成果せいか結びつくむすびつくとみている」
 (ロイター日本語にっぽんごニュース 編集へんしゅう 宮崎みやざき おお
*

この記事から振り仮名をはずす
seo