【ソウル中島哲夫】昨年12月の韓国大統領選に無所属で出馬し、敗れた李会昌(イフェチャン)元ハンナラ党総裁を中心とする保守勢力が1日、「自由先進党」の結党大会をソウルで開き、李会昌氏を初代総裁に選出した。
大統領選で李氏を支援した沈大平(シムデピョン)氏が率いる国民中心党(国会議席4)を今月中に吸収合併し、沈氏が党務を総括する「代表」職に就任する。この合併後の自由先進党は議席7で、大統合民主新党(135)▽ハンナラ党(130)▽民主労働党(9)に続く第4党となる。
韓国政局の焦点は李明博(イミョンバク)次期政権下で4月9日に実施される総選挙に移っており、李会昌氏は記者会見で「第1野党になるための議席を必ず確保する」と決意表明した。
次期政権与党のハンナラ党とは一線を画し、結党宣言では「大韓民国の核心価値を守る」と強調したが、新たな保守野党の性格と勢力拡大の成否はまだ不透明だ。