日本サッカー協会は31日、2010年南アフリカワールドカップ(W杯)アジア3次予選の初戦となる6日のタイ戦(埼玉スタジアム)に挑むメンバー25人を発表。30日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦から変更はなかった。また、初勝利を収めた日本代表の岡田武史監督(51)がボスニア戦後、選手に「浮かれるんじゃないぞ」とカツを入れていたことが判明。タイ戦へ気合を入れ直した。
勝って兜(かぶと)の緒を締めた。初勝利を飾った岡田監督は試合後、すぐに選手の気を引き締めた。ある代表選手によると「勝ったからといって、浮かれるんじゃないぞ」と話したという。31日は1日だけの休みが与えられたが、気を緩めないためのカツだった。
すべては6日のタイ戦のためだ。3−0で快勝したボスニア・ヘルツェゴビナ戦はあくまで強化試合。結果だけに満足している状況ではないことを改めて認識させた格好だった。岡田ジャパン初戦となった1月26日のチリ戦は相手に主導権を握られ、目指す細かいパスサッカーをあまり表現できずに終わり、0−0のドロー。ボスニア戦では攻撃的MFが機能し、キーワードの「接近・展開・連続」が形として見られた。W杯予選へいい流れが出来上がっただけに、このムードを崩したくなかったようだ。
この日はタイ戦に臨む25人が発表されたが、ボスニア戦の前半途中で退いたFW巻誠一郎(27)=千葉=は検査の結果、右胸打撲でタイ戦に出場できる見込み。右太ももを打撲したFW高原直泰(28)=浦和=も次戦は問題ない。タイ戦ベンチ入りメンバー18人が発表されるのは試合当日。直前までサバイバルが続く岡田ジャパンは1日、再集合する。