県は31日、泉田裕彦知事がコシヒカリの新品種「コシヒカリBL」を従来種と区別して表示しないのは情報隠しなどと批判してきた問題を受け、第1回の「『新潟米』ブランドの強化に関する検討会」を開いた。「BLだけが新潟米の問題ではない」(武藤敏明・県農林水産部長)との声も出るなど、事態の沈静化に必死だった。
委員会にはJAや消費者団体などの関係者が参加。座長の伊藤忠雄・新潟大副学長によると、委員からは「BL米に切り替えてから食味の評価が分かれている」「移行の際のPRが不十分だった」という指摘のほか、「表示問題で生産者からも不安が広がっている」との意見があったという。年度内に結論を出す方針。
コシヒカリBLをめぐっては、泉田知事が昨年の県議会特別委員会で表示問題を批判。JA新潟中央会の柳沢武治会長が反論するなど紛糾していた。【渡辺暢】
2月1日朝刊