スカイマークエアラインズは1日、全日本空輸(ANA)の羽田−札幌など3路線の運賃が独占禁止法違反(不当廉売)に当たるとする意見書を公正取引委員会に提出したと発表した。
1月31日に提出した意見書などによると、ANAの羽田−札幌、福岡、那覇の3路線の運賃のうち、競合するスカイマーク便に近接した時間帯だけ通常より約1万円安い価格設定を3月から導入すると指摘。競合する便を狙って採算を無視した不公正な価格を設定したと主張している。ANAは「事実関係を確認中でコメントできない。運賃は需要動向を見極めて総合的に判断している」と説明している。
スカイマークは02年にも、ANA、日本航空、日本エアシステム(現日本航空)の羽田−福岡などの路線で独占禁止法違反の疑いがあるとの意見書を公取委に提出。公取委が改善指導し、3社が値下げを取りやめたことがある。【辻本貴洋】