[ワシントン 31日 ロイター] 米連邦預金保険公社(FDIC)のベアー総裁は31日、サブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手向け住宅ローン)の貸し手による借り手救済に向けた対応が「容認し難いほど遅い」との見解を示し、一段の問題が生じる可能性があると警告した。
米上院銀行委員会で述べた。
住宅所有者の多くが物件差し押さえを回避できるよう米議会が対応を急ぐなか、ベアー総裁は、貸し手はローンの修正に関して「実質的な進展」を早期に示す必要があると指摘。そうでなければ、規制上および立法上の厳格な措置を招く可能性があると語った。
また、差し押さえ件数は高過ぎる水準を維持していると指摘。業界に対し、ケースバイケースではなく、広範囲にわたるシステミックな方法で、より多くのローンを修正するよう要請した。
同総裁はまた、サブプライムではなく、プライムローンの借り手に絡んだ新たなローン問題が2009年に表面化すると警告した。