京都府内の私立幼稚園の園長でつくるバンド「KSYスペシャル」が、親子の参加するイベントで人気を集めている。歌やダンスだけでなく、演奏の合間に昔話や手品も披露して会場を盛り上げる。結成から約5年。メンバーは「子どもたちとの関係を深めるきっかけにもなる」と手応えを感じている。
バンド結成は、府私立幼稚園連盟(下京区)が2003年に創立60周年を記念し、府内の園長らで40人編成のビッグバンドを組んだのがきっかけ。それまで連盟関連のイベントではプロのバンドを呼んでいたが、「自前で演奏した方が盛り上がる」と、翌年からビッグバンドから選ばれた7人がバンド演奏を始めた。
バンド名の「KSYスペシャル」は、京都私立幼稚園の頭文字を取って付けた。ボーカルの男女2人とキーボード2人、ギター、ベース、ドラムで構成され、子育てフェアなどの催しで年に3、4回、舞台に立つ。本番前に1回3時間ほどの練習を4回ほど行い準備する。
1月28日まで京都市内で開かれた同連盟主催の園児による絵画展でも、オープニング式典などでアニメソングや童謡を演奏した。会場に集まった園児たちも、演奏に合わせて一緒に踊った。
世話役でギターを担当する洛東幼稚園(山科区)園長の小林正英さん(39)は「活動が少しずつ定着してきた。手作り感を大切にしてこれからも続けていきたい」と話している。