フェネック(大阪市大正区、堀上俊介社長、06・6554・6103)は、地震体験装置を拡販する。大都市での地震発生予測や防災意識の高まりを背景に、需要が今後増えると判断。2月に千葉県浦安市の消防局に装置を納入するのを皮切りに自治体や住宅、マンション会社、耐震金具メーカーなどに売り込む。07年9月期の売り上げは約1億円。08年9月期は20%増を目指す。
浦安市に納入する装置は重量が約2トンで、リニアガイドレールや4個のバネ、3台のサーボモーターなどで構成。最大6人まで搭乗できる。過去の大地震の揺れの波形をもとに上下、左右、前後方向の3種類の動きを組み合わせる。サーボモーターやリニアガイドレールの制御により、新潟中越地震など計7種類の地震の揺れを再現できる。
激しい動きとともに耐久性が求められることから、金属材料の選択や溶接方法を工夫した。