阪神の岡田彰布監督(50)が1月31日、沖縄・恩納村のキャンプ宿舎でのスタッフ会議の後、チームミーティングで「やりたいことを思う存分やってくれ」とゲキを飛ばした。熱く選手に大暴れ指令。就任5年目を迎えたサバイバルキャンプが2月1日からスタートする。
目標はただひとつ。だから、同じセリフを繰り返した。選手、スタッフを集めた全体ミーティング。岡田監督は落ち着き払った表情でゲキを飛ばした。
「去年も一昨年も言うたけど、優勝するためのスタートなんだから。とにかくこの1カ月間、選手には自分のやりたいことを思う存分やれと言うた。シーズンが終わった(昨年)11月のキャンプとこの2月のキャンプは意味合いが違ってくる」
新井をFA獲得し、平野もトレード加入。ローテの柱として期待できる金村暁に、開幕投手に名乗りを上げるアッチソン、フォードも加わった。戦力は整ったという自負もある。広島時代から練習の虫として知られる新井に対しては「ほっといたらええ。やりたかったらやったらええ。そんなん制限する必要はない」。やりたい放題? キャンプから大暴れを指令した。
投手陣についてはサバイバルキャンプを予告した。「ホンマに横一線よ。みんなそういう気持ちを持ってるやろ」と改めてローテ白紙を強調。誰でもチャンスはある分、シビアに判断を下すつもり。「練習試合は3試合あるけど、ピッチャーのために組んでるようなもんやから」。宜野座キャンプ中は二軍との入れ替えは行わない方針だが「安芸組といっても、力がないから二軍にいる投手ばかりじゃない」二軍が合流する19日からの安芸キャンプで容赦なく、振るいにかける。
就任5年目がスタートする。勝負の年になることは分かっている。「そんなに変わらへんよ。実戦に入ってからやな。1年間を乗り切るその足固めの時期やんか。結局、このキャンプは」。3年ぶりのV奪回が使命。荒波は覚悟の上で、岡田阪神が船出する。