[ニューヨーク 31日 ロイター] 米住宅ローン大手カントリーワイド・フィナンシャル<CFC.N>の大株主であるヘッジファンドのSRMグローバルは、米バンク・オブ・アメリカ<BAC.N>によるカントリーワイド買収に反対する意向を示した。
SRMグローバルは、当局への提出書類の中で、カントリーワイドの株式5.19%(3000万株)を取得したことを明らかにした。これは現在の株価に基づくと約2億0900万ドルに相当。
バンカメの買収案は、31日のカントリーワイド株終値に基づけば1株当たり約8.08ドル、総額約47億ドルとなるが、SRMは、カントリーワイドの価値はこれより高いとの見解を示している。
SRMは「(カントリーワイドの取締役会と)彼らのアドバイザーは、なぜ会社の簿価の半分以下での買収案受け入れを株主に対し勧告することに合意したのか十分に説明するべきだ。カントリーワイドは健全であり、単独ベースで早期に利益を取り戻す見通しだ」と主張。カントリーワイドとバンカメの双方およびカントリーワイドの株主と協議する可能性があると表明した。
バンカメのスポークスマンは「買収額は交渉によるもので、双方にとって公正であると考えている」と語った。
バンカメはまた、これとは別に、カントリーワイドのデビッド・サンボル最高執行責任者(COO)が、合併後のモーゲージ部門トップに就任する予定であることを明らかにした。
サンボル氏は、スタンフォード・カーランド氏の後任として2006年9月にカントリーワイドのCOOに就任した。