[ニューヨーク 31日 ロイター] 米金融保証会社MBIA<MBI.N>のチャプリン最高財務責任者(CFO)は31日、2008年の事業は低調との見通しを示した。米国内よりも海外部門の方が好調になるという。電話会議で述べた。
損失に備えて引当金を積み増し、第1・四半期に大幅な追加増資を行う意向も明らかにした。
同社の第4・四半期決算は23億ドル(1株当たり18.61ドル)の損失となった。クレジット・デリバティブ・ポートフォリオについて35億ドルの評価損を計上するとともに、第1および第2抵当権を持つモーゲージエクスポージャーに関する損失引当金1億ドルを含む7億1350万ドルの引当金を積み増した。
チャプリンCFOは、同社を取り巻く環境は厳しいものの、同社の金融保証商品に対する需要は依然あると指摘。1月3週間での保証額は7億ドルだったと強調した。
MBIAが早期に破たんするとのうわさについては否定的な考えを示した。バランスシート上のキャッシュは会社の必要経費の2年分に相当し、資産や銀行からの与信もあるとした。
また同CFOは、格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、同社の資本計画はトリプルA格付けを維持するのに十分であることを示唆した、と語った。