千葉からセルティックに移籍したMF水野晃樹(22)が、クラブと日本代表の先輩MF中村俊輔(29)を「24時間密着マーク」して帝王学を学ぶ。1月31日、英国へ単身で出発。不慣れな海外生活に一刻も早く適応するため、現地では中村と同じマンションに住み、練習場との往復も中村の自家用車に同乗することが分かった。
海外初挑戦の水野にとって、厳しい欧州リーグで主力を担う苦労を知る中村は最高の手本。独自の調整法や食事管理、同僚との付き合い方など学ぶべき点は多い。「俊輔さんからいろんな話を聞いて吸収したい」と公私にわたって、欧州で成功する秘訣(ひけつ)を教わるつもりだ。
前日30日には恩師オシム氏の病室を訪ねてあいさつ。「私生活の過ごし方を注意するよう言われた」という。周囲とコミュニケーションを図るために家庭教師も雇う。日本でも運転免許を持たなかったが「語学力を身に付けて、英国で免許を取りますよ」。
今日1日の入団会見を経て、10日アバディーン戦でのスピードデビューを目指す。8月にはU−23(23歳以下)代表の北京五輪が控えるだけに「結果を出すことが、北京への近道」と誓った。偉大な先輩を目標に、水野の挑戦が始まった。【山下健二郎】