福島市を焼き鳥の街にしようと活動する「福島焼き鳥党」が地元企業と協力して作成したテーマソング「やきとりじいさん」のCDが31日、発売された。ジャケットは焼き鳥の香り付き。今後は市内の焼き鳥屋や全国のイベントなどで曲を流し、「福島に焼き鳥あり」をPRしていく。
埼玉県のシンガー・ソングライターもりたかしさんの作詞・作曲で、もりさんが自ら歌って収録した。焼き鳥じいさんの曲調はポップで、毎日ひたすら焼き鳥を焼くやきとりじいさんが人生訓を語る歌詞とのギャップが面白い。
焼き鳥党が委員会をつくって昨年9月、福島市に全国の有名焼鳥店を集めて開催した「やきとリンピック」で、もりさんが披露すると反響が大きかったため、委員会がCD発売を提案。やきとリンピックのポスターなどを作った福島市の第一印刷に製作を依頼した。
花の香りのする便せんなど、におい付きのアイデア商品を多数開発してきた同社は、焼き鳥の香り入りカプセルを仕込ませ、こすると香りが広がる歌詞カードを作った。「誰でも焼き鳥と分かるにおい作りが大変だった」と蛭川敏マネジャーは振り返る。
CDにはほかに、やきとりじいさんのカラオケバージョンや「孫の声」など三曲が収録されている。限定1000枚で、価格は税込み1000円。福島市内の書店や焼き鳥屋で販売する。1、2日にはもりさんが市内の焼き鳥屋を回って発売記念ライブを行う。
福島焼き鳥党の党員で、やきとリンピック委員会の副委員長を務めた安田雅樹さんは「テーマソングができたのをきっかけに、福島の焼き鳥を全国に広めていきたい」と話している。連絡先は第一印刷024(536)3232。