企業のITリスク
管理に
進展が
見られることが、
米国Symantecの
最新調査でわかった。
調査対象企業の
多くは、ITリスクの
軽減を
図るうえで、セキュリティ
技術とは
直接関係のないプロセスの
改善にも
力を
入れている。
米国の
顧客企業を
対象としたSymantecの
年次調査(
回答企業405
社)のリポートによると、
企業のリスク
管理における
重要度という
観点から
見た
場合、ITセキュリティの
向上に
使われる
技術は
他の
項目よりも
順位が
低い。
多くの
回答者は、ITの
可用性管理や
規制対応プロジェクトをITセキュリティと
同様に
重要だと
見なしており、なかにはより
重要だと
評価しているケースもあった。
前年の
調査時には、
回答者の
多くはセキュリティ
技術の
導入を、リスク
管理計画の
中心的な
要素として
挙げていた。しかし
今年はその
傾向が
影を
潜め、
可用性の
維持対策をセキュリティ・ツールの
導入と
同様に
重要だと
答えた
回答者が78
%にも
上っている。
約70
%の
回答者は、セキュリティ・プロジェクトを
自社のアプローチの
重要な
要素だとしている。しかし、
回答企業が
経験したIT
関連インシデントの53
%は、システム
保護以外の
問題と
結び付いていた。
SymantecのAdvisoryServices
管理ディレクター、サミル・カプリア(SamirKapuria)
氏は、
今回の
調査リポートにおける「
変化」について、
次のように
述べている。
「ITリスクは
必ずしもセキュリティ・リスクとイコールではない。
調査結果に
見られる
大きな変化として、
管理すべきリスク・ポートフォリオへの
企業の
対応が、より
成熟してきていることが
挙げられる。
以前は、
人々は1つの
分野を
個別にとらえていた。だが
今では、バランスの
取れた
戦略に
基づいて、コンプライアンス、セキュリティ、リスク、パフォーマンス
可用性という4つの
柱の
下でリスク
管理への
取り組みを
進めている」
さらにKapuria
氏は、
可用性やパフォーマンスのほうがセキュリティ
問題よりも
重みを
増していると
指摘。これには、ビジネス・パートナーとの
間で
共有されるITシステムの
相互依存が
高まっていることが
背景にあるとし、
企業はセキュリティ
攻撃を
受けることよりも、グローバル・サプライチェーンでボトルネックが
発生することのほうを、より
心配するようになっていると
述べた。
(MattHines/InfoWorld
米国版)
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