キリンビールは2月1日から、ビール大手4社の先陣を切って、ビール類(発泡酒、第3のビール含む)の出荷価格を引き上げる。ローソンやファミリーマートなどのコンビニエンスストアは、2月5日から「一番搾り」や「のどごし〈生〉」などの店頭価格を3〜5%程度値上げする。ただ、大手スーパー各社は、値上げ回避に向け、キリンとの交渉を続けており、店によって価格が分かれる可能性がある。
セブン&アイ・ホールディングスでは、店頭価格を引き上げるかどうかについて、「まだ決まっていない。努力できないか、メーカーと話し合いをしている」としている。イオンも1日は値上げせず、それ以降についても「決まっていない」とする。ダイエーは現時点では値上げする予定はないという。
スーパーの場合、ビール類の売り上げ規模が大きいうえ、ケースで購入する客が多く、数%の値上げでも金額が大きくなり、影響は避けられない。このため、「メーカーが上げるからといって、簡単に値上げするわけにはいかない」(セブン&アイ)と反発している。
これに対し、ローソンは「値段より、便利さや夜でも店が開いているから買う客が多い」ことから影響は限定的と判断し、要請に応じて値上げする。