参加方法新着ニュース


流し読みニュース > 記事 神山町に新型書店「シブヤパブリッシング」−出版と小売り一体化(シブヤ経済新聞)
この記事から振り仮名をはずす
*かみやままちにしんがたしょてん「シブヤパブリッシング」ひくしゅっぱんとこうりいったいか(しぶやけいざいしんぶん)*

神山町に新型書店「シブヤパブリッシング」−出版と小売り一体化(シブヤ経済新聞

1日(金)23時44分



*
 渋谷しぶたに神山こうやまちょうに1がつ26にち出版しゅっぱん書籍しょせき小売りこうり機能きのう一体化いったいかしたしん形態けいたい書店しょてん「SHIBUYAPUBLISHINGあんどBOOKSELLERS(シブヤパブリッシングあんどブックセラーズいこーるSPBS)」(渋谷しぶたに神山こうやまちょう)がオープンした。

 東急とうきゅう本店ほんてんわき抜けぬけ昔ながらむかしながら街並みまちなみ残るのこる商店しょうてんがい一角いっかく姿すがた現しあらわしたのは、おく伸びるのびる縦長たてなが空間あきまがユニークな現代げんだいふう書店しょてんしら基調きちょうにした抜けぬけのいい空間あきまには、写真しゃしんしゅうやコミック、雑誌ざっしなどくにやカテゴリーを問わとわずさまざまな「もと」が並びならび、ガラス越しごしにはデスクやパソコンが置かおかれた編集へんしゅう作業さぎょうようのスペースが見えるまみえる従来じゅうらい書店しょてん異なることなるてんは、この「一体いったいかん」にある。

 オーナーけん社長しゃちょう福井ふくいもりふとしさんは、ビジネス「プレジデント」の編集へんしゅう独立どくりつ現在げんざいはスポーツマネジメント総合そうごう「SportManagementReview(SMR)」の編集へんしゅうひと務めつとめおも著書ちょしょげんサッカー日本にほん代表だいひょう岡田おかだ武史たけし監督かんとく古田ふるたあつし也さんらとの共著きょうちょ勝利しょうりのチームメイク」(日本経済新聞社にほんけいざいしんぶんしゃかん)、「SWITCHONBUSINESS」(スイッチ・パブリッシングかん)などがある生粋きっすい編集へんしゅうもの。15ねん以上いじょう編集へんしゅうもの人生じんせいでかたちにしたかった自身じしんの「出版しゅっぱんしゃ」を、このみせ実現じつげんさせた。

 「当初とうしょ代官山だいかんやま原宿はらじゅくなど若者わかもの文化ぶんか中心ちゅうしんみせ出すだす計画けいかく」(福井ふくいさん)が、渋谷しぶたにでも若者わかものにはあまりなじみのない「神山こうやまちょう」に出店しゅってんすることに。「(代官山だいかんやま原宿はらじゅくは)探しさがし始めはじめてみるとつぼ単価たんかがものすごく高いたかい。エリアを変えかえ探しさがしていたとき、(著書ちょしょなどでも親交しんこうのある)岡田おかだ監督かんとく行っいったコクーン歌舞伎かぶき帰りかえりに、たまたまこの物件ぶっけん見つけみつけた」(どう)という。

 物件ぶっけん決定けっていから開業かいぎょうまでわずか半年はんとし書店しょてんディレクターや建築けんちくなど短期間たんきかんでスタッフをまとめ上げあげ構想こうそう実現じつげんできたのは「やりたいことにブレがなかった。『もの作りつくり』の仲間なかまにも共感きょうかんしてもらえた」(どう)ことが大きいおおきいという。設計せっけい任せまかせたのは、建築けんちくくまけんわれさんに師事しじしたのち2002ねん独立どくりつ、「NAP建築けんちく設計せっけい事務所じむしょ代表だいひょうとして高級こうきゅうブランドてん設計せっけい手がけるてがける気鋭きえい若手わかて中村なかむらたく志さこころざさん。

 物件ぶっけんてすぐに「(縦長たてなが形状けいじょう生かしいかし)シースルーでおくまで見えるまみえる抜けぬけのいい空間あきま浮かんうかんだ」という福井ふくいさんの要望ようぼう沿いそい真っすぐまっすぐ伸びるのびる30メートルほどのロングテーブルとかがみ反射はんしゃ生かしいかしたユニークな空間あきま作り上げつくりあげた。書店しょてん編集へんしゅうスペースをガラスで仕切っしきったため、テーブルはおくかがみ映るうつると、入り口いりぐちからやく60メートルものながさに見えるまみえる仕掛けしかけ書店しょてん訪れおとずれきゃくはガラス越しごしもと作りつくり打ち合わせうちあわせ現場げんじょうなど、編集へんしゅうの「なま」の姿すがたられるのも大きなおおきな特徴とくちょう

 書店しょてんディレクターには、国立こくりつしん美術館びじゅつかんのミュージアムショップ「スーベニアフロムトーキョー」をはじめ、「TSUTAYATOKYOROPPONGI」、セレクトショップ「ラブレス」などでブックディレクションを担当たんとうするBACH代表だいひょうはば(はば)まことたかしさんを起用きようした。

 「スノッブな空間あきまにはしたくなかった。ほん好きスキもと読まよまないそう中間ちゅうかん取り込みとりこみたかった」と福井ふくいさん。こうしたそう地元じもときゃくにもなじみやすい独自どくじ見せみせかたとして、はばさんから提示ていじされた当初とうしょのアイデアに「年代ねんだいべつ」カテゴリーを加えくわえた。「年代ねんだいべつ言っいっても正確せいかくな(初版しょはんねんにはこだわらない。その年代ねんだい『っぽさ』がビジュアルで見えまみえたら面白いおもしろい思っおもった」(どう)。書店しょてん並ぶならぶのはやく3,000タイトル。1940から2000年代ねんだいまで10ねんごとに年代ねんだい分けわけられたたなは、その時代じだい代表だいひょうする名作めいさく家具かぐをすべてしらペンキで塗っぬったオリジナルという。

 実際じっさい並んならんもとて「お笑いおわらい芸人げいにんもとやノルウェイのもり、コミックのもとまでジャンルもばらばら。物欲ぶつよく喚起かんきするライブかんのあるセレクトになった」(どう)とも。店頭てんとうでは、自社じしゃ手がけてがけだい1だん写真しゃしんしゅうで、写真しゃしん若木わかき信吾しんごさんが俳優はいゆう浅野あさの忠信ただのぶさんを撮りとり下ろしおろした「ASANOTADANOBU─OFFSCREEN」(初版しょはん限定げんてい2,000)も販売はんばい写真しゃしんしゅう今後こんごも、日本人にほんじん若手わかて男優だんゆうシリーズとしてだい5だんまで発行はっこう予定よていしているという。

 福井ふくいさんは、店名てんめい社名しゃめい)に「SHIBUYA」を付けつけ理由りゆうついて「マスではなく『ローカル』に根ざしねざしたかった」と話すはなす。オープンのちみせ入っいってくるのはほとんどが地元じもときゃく外国がいこくひときゃく多くおおく作品さくひん持ち込みもちこみもある」と手応えてごたえ感じかんじている。みせは「まち書店しょてん」にしては珍しくめずらしく、12からよく2までの営業えいぎょう。「深夜しんやたい売り上げうりあげ予想よそう以上いじょうにいい」(どう)という。

 今後こんごは、オリジナルマガジンや単行本たんこうぼん発行はっこうをはじめ、店舗てんぽでのイベント開催かいさいなども計画けいかく自社じしゃ書籍しょせき海外かいがいにもアピールしていきたいという。書籍しょせき公式こうしきサイトでも販売はんばい

SHIBUYAPUBLISHINGあんどBOOKSELLERS
渋谷しぶたに紀伊國屋書店きのくにやしょてんがリニューアルひく什器じゅうきなど内装ないそう刷新さっしん(シブヤ経済けいざい新聞しんぶん
大型おおがた書店しょてん「ブックファースト渋谷しぶたにてん」が閉店へいてんひく旗艦きかんてん新宿あらじゅくへ(シブヤ経済けいざい新聞しんぶん
恵比寿えびすのカフェに「小さなちいさな書店しょてんひく希少きしょうほん販売はんばいやオークションも(シブヤ経済けいざい新聞しんぶん
*

この記事から振り仮名をはずす
seo