消費期限偽装問題で営業を中止している和菓子メーカー「赤福」(三重県伊勢市)の浜田典保社長は31日、伊勢市内で記者会見し、2月6日から営業を再開すると発表した。当面は本店など伊勢市内の直営3店のみで営業する。三重県の営業禁止処分解除と、外部有識者で作るコンプライアンス諮問委員会による改善案了承を受け、再開日を決めた。
諮問委は31日、伊勢市内で会合を開き、赤福側から▽冷解凍設備の撤去▽生産・営業部門から独立したチェック部署の設立▽再発防止に向けたマニュアル作成−−など改善策の説明を受け、営業再開を承認した。浜田社長とともに会見した委員長の金丸和弘弁護士は「設備、組織両面で改善されている。安全性が確保されると判断した」と述べた。
赤福は3店舗での営業からスタートし、次第に販売個所を増やす方針。浜田社長は会見で「3店舗の様子を見ながら決めていきたい」と語った。駅や百貨店などでの委託販売については「受けてもらえる会社から始めたい」と述べた。【山口知】