ドル/
円 ユーロ/ドル ユーロ/
円15
時現在 106.44/49 1.4878/83 158.48/53
正午現在 106.40/45 1.4836/39 157.88/97
午前9
時現在 106.21/26 1.4825/28 157.47/55
前日NY17
時 106.23/28 1.4865/68 157.95/06
[
東京 31
日 ロイター]
午後3
時のドル/
円は、
前日ニューヨーク
市場の
午後5
時時点から
小幅円安の106
円半ばで
取引されている。
前日の
米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5
%の
大幅利下げが
行われたにもかかわらず、
市場ではサブプライムローン(
信用度の
低い借り手向け住宅ローン)
問題は
完全解決しないとの
見方が
根強く、ドル/
円、クロス
円ともに
上値の
重い展開が
続いた。
米国の
利下げから
一夜明けた
東京市場では
序盤、
円売りが
進んだ。
前日海外市場では、
利下げ後に
米金融保証会社が
格下げされる
可能性があるとの
報道を
受けて、クロス
円を
中心にリスク
回避の
円買いが
強まったが、それが
一巡した
日本時間朝方の
取引では、
前日比マイナス
圏で
取引されていた
日経平均株価がプラス
圏へ
転じたこと、
投資信託の
新規設定が
数多く予定されていたことなどで
円が
弱含みとなった。ドル/
円は
早朝の
安値106.03
円から
一時106.66
円まで
上昇した。
前日海外で
米株安を
手掛かりに
大きく下落したクロス
円も、
株高を
背景に
反発に
転じた。「
引き続きクロス
円は
株価動向に
左右されている」(
外銀)という。
対ドルでアジア
系のファンドから
仕掛け的なユーロ
買いが
入ったユーロ/
円は、
朝方の
安値157.25
円から
午後3
時過ぎに158.72
円まで
上昇。
英ポンド/
円も210
円前半から211
円後半へ
値を
戻した。
米金融保証会社MBIA<MBI.N>が
日本時間の31
日午前、
投資会社ウォーバーグ・ピンカスによる
出資が
完了したと
発表したことも、
円売りのきっかけになったとする
声もあった。MBIAは
昨年12
月、ウォーバーグ・ピンカスから
合計10
億ドルの
出資を
受け入れると
発表している。
しかしドル/円はその後、106円前半から半ばの狭いレンジ内でもみあいが続くなど、対ユーロ以外の円売りは限られた。FOMCの大幅利下げや金融保証会社の増資が行われても「やはりこれだけでサブプライム問題が完全解決するわけではない。円は売りづらい」(邦銀)との見方が強まった。来月初にかけてユーロ建て債やドル建て債の償還・利払いが集中するため、円買い需要が高まりやすいことも一因とする声もあった。
JPモルガン・チェース銀行のFXストラテジスト、棚瀬順哉氏はFOMC後の値動きについて「FOMC前よりドル安/円高が進んでいることをみると、投資家のリスク回避志向は続いている」としたうえで「ポジティブなニュースが見られないなか、ドルに対するセンチメントは下向きになっている現状で、以前のような円安のモメンタムが醸成されることは困難」と指摘している。
モルガン・スタンレー証券、為替本部ヴァイスプレジデントの小川統也氏も「金利差が縮小し、株価が下がればドル/円にもクロス円にも売り圧力がかかる。最近の為替相場をリードしているクロス円は売られやすい状況だ。米雇用統計の発表まではドル/円の106円後半、ユーロ/円の158円半ばが売りゾーン」と話している。
<豪ドルの上値重い、MSCIの銘柄入れ替えで資金流出観測>
前日海外からきょうの東京市場にかけて、豪ドル/円の上値の重さが目立った。モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)の指定銘柄の定期入れ替えで「豪ドルの比率が低下することが売りの手掛かり」(外銀)となった。豪ドル/円は前日海外市場で94円付近から一時96円半ばまで上昇した後、93円半ばまで3円近い円高が進むなど、荒い値動きとなった。現在は94円半ばで取引されている。
(ロイター日本語ニュース 基太村真司記者)