日経平均日経平均先物3月限
前場終値13417.98+72.95前場終値13400-20
寄り付き13227.48寄り付き13140
安値/高値13154.77─13418.16高値/安値13130─13430
出来高(万株)100804出来高(単位)64682
[東京 31日 ロイター] 午前の東京株式市場で日経平均は反発。米モノライン(金融保証会社)格下げ報道で前日の米株が反落したことを嫌気して売り先行で始まったが下値では年金など実需の買いが観測され、徐々に下げ渋り。台湾や韓国など他のアジア株が堅調なことも下支えとなり、前日比でプラスに転じた。
業種別では自動車などの輸送用機器や情報・通信、サービスなどが買われた。一方、保険や金融、建設、小売、銀行などは下落。
前場の東証1部騰落数は、値上がり1225銘柄に対して値下がり376銘柄、変わらずが108銘柄。
米連邦準備理事会(FRB)は30日、連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の利下げを決定したが、米株式市場への効果はモノライン格下げ報道に打ち消された形となった。市場では「モノラインに対する具体的な救済策が出てくるまで不安定な状態が続くのではないか」(東洋証券・シニアストラテジストの児玉克彦氏)との声があがった。
一方、国内大手銀行のサブプライムローン関連の損失拡大の実態も明らかになり始めた。大和住銀投信投資顧問の上席参事 小川耕一氏は、日本は欧米と違い金融政策面でのサポートが期待できない点が厳しいと指摘している。「その結果、企業決算に注目が集まり、個別の決算発表に過剰に反応してしまう。当面は業績見通しの修正に振られる不安定な相場が続きそうだ」と述べた。
半面、きょうの午前は自動車やハイテクなど輸出株がしっかりと推移し、全体相場の底堅さを示したという。「優良株中心に国内年金とみられる買いが断続的に入って下げ渋っている。1万3200円以下では買い、1万3500円以上では戻り売りが強まる展開が続いている」(大手証券売買担当者)との声が出た。
個別では、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などの大手銀行株が売られた。
ハイテク株ではキヤノン<7751.T>が売られた一方、ソニー<6758.T>は上昇。トヨタ自動車<7203.T>や2008年3月期の営業益を上方修正したホンダ<7267.T>などの自動車株はしっかり。子会社が輸入販売する中国製冷凍食品で健康被害が出たと発表したJTT>は売られた。
(ロイター日本語ニュース 石渡亜紀子記者)