◇暖冬で外出増える?
07年の交通事故による死者のうち、65歳以上の高齢者は43人で全体の56・6%に上り、過去5年間で最も多かったことが県警交通企画課のまとめで分かった。【林奈緒美】
1月と2月の死者数の約8割を高齢者が占めており、暖冬の影響で外出する高齢者が多かったため、高齢の犠牲者が増えたとみられる。
07年の交通事故死者数は前年より19人多い76人。そのうち、高齢者は43人で前年より17人増えた。一方、事故全体の発生件数は8413件(前年比445件減)、負傷者数1万785人(同374人減)といずれも2年連続で減少した。
交通事故で死亡した高齢者の内訳を見ると、歩行中が19人と最も多かった。夜間、散歩や買い物に出掛けようとして、自宅から500メートル以内の近所で、道路を横断中に車にはねられるというケースがほとんどだった。19人は、いずれも夜光反射材を着けていなかった。歩行中以外では、自動車運転中13人▽自転車6人▽自動車同乗中4人▽バイク1人――の順で多かった。
同課は、高齢者には夜光反射材の着用を、運転手にはヘッドライトを上向きにする「ハイビーム」の活用を呼び掛けている。
1月31日朝刊