熱海市で30日、ダイダイ(橙)を使った創作料理の試食会が開かれた。日本一のダイダイ生産地、熱海・伊東での利用拡大が狙いで、会場は甘酸っぱい香りに包まれた。
「魅力ある東部の創造協議会」(西原徹会長)が主催。JAあいら伊豆女性部や熱海市内の老舗旅館料理人などがつくった17種類の料理が並べられた。
ダイダイ酢だけを使ったすしや、ダイダイの皮を混ぜたてんぷら粉を使ったかき揚げ、果汁たっぷりのゼリーなど。ダイダイの皮を使った炊き込みご飯を発案した古屋旅館料理長の金田和義さん(45)は「内側の白い部分を取り除き、ゆでこぼして苦味を取るのがポイント」などと説明していた。
ダイダイは熱海や伊東などで約15ヘクタール、7500本が作付けされ、「代々栄える」にちなんで正月の飾り物に使われることが多い。県などは健康食品としての普及を目指している。【鈴木道弘】
1月31日朝刊