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*いりょうじこをかくすいとはみとめず きょうだいびょういんエタノールあやまちゅうにゅうでこうさい(きょうとしんぶん)*

医療事故を隠す意図は認めず 京大病院エタノール誤注入で高裁(京都新聞

31日(木)22時9分



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 京都大きょうとだい医学部いがくぶ付属ふぞく病院びょういん入院にゅういんしていた藤井ふじい沙織さおりさんいこーる当時とうじ(17)いこーる人工じんこう呼吸こきゅう誤っあやまってエタノールを注入ちゅうにゅうされて死亡しぼうした事故じこで、病院びょういん事故じこ隠そかくそうとしたなどとして、両親りょうしん大学だいがく医師いしらに損害そんがい賠償ばいしょう求めもとめ訴訟そしょう控訴こうそしん判決はんけつが31にち大阪おおさか高裁こうさいであった。小田こた耕治こうじ裁判さいばんちょうは「事故じこ隠すかくす意図いと行動こうどう認めしたためられない」として、看護かんご4にん過失かしつ大学だいがく使用しようもの責任せきにんのみを認めしたためいちしん京都みやこ地裁ちさい判決はんけつ支持しじ控訴こうそ棄却ききゃくした。
 判決はんけつによると、2000ねん2がつ28にち看護かんご(31)が蒸留じょうりゅうみずとエタノールのタンクを取り違えとりちがえ看護かんご間違いまちがい気付かきづかないまま、沙織さおりさんの人工じんこう呼吸こきゅうやく53時間じかんにわたってエタノールを注入ちゅうにゅう続けつづけた。沙織さおりさんは3がつ2にちにエタノール中毒ちゅうどく死亡しぼうしたが、死亡しぼう診断しんだんしょ死因しいんらんには「急性きゅうせい心不全しんふぜん」と記さしるされ、カルテにもあやま注入ちゅうにゅう記載きさいがなかった。
 小田こた裁判さいばんちょうは「あやま注入ちゅうにゅう発覚はっかくから両親りょうしん伝わるつたわるまでやく41時間じかんかかり、速やかすみやか報告ほうこくとは言えいえない」としながらも、医師いし病院びょういん関係かんけいもの死因しいん敗血症はいけつしょうせいショックと考えかんがえていた▽両親りょうしん心情しんじょう配慮はいりょしてすぐに報告ほうこくしなかったひくなどを認めしたため隠ぺいいんぺい否定ひていした。
 判決はんけつのち会見かいけんした両親りょうしんは「司法しほう正義せいぎはないのか。裁判所さいばんじょ真実しんじつ知っしっていたのに、沙織さおり尊厳そんげんより京大きょうだい名誉めいよ守っまもった」と無念むねんさをかみしめた。最高裁さいこうさいへの上告じょうこくについては「いますぐにでもしたいが、弁護士べんごし先生せんせい相談そうだんして決めるきめる」とし、「今後こんご医療いりょう機関きかん患者かんじゃ意識いしきのずれについて、いろんな場面ばめん伝えつたえていきたい」と話しはなした。
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