世界の漫画家の交流や漫画文化の振興を目的に、京都市で今年9月に開催される「第9回国際マンガサミット京都大会」に向けて、第1回実行委員会・幹事会が31日、中京区の京都国際マンガミュージアムで開かれた。実行委員長と幹事長に漫画家の水島新司さん、里中満智子さんを選び、環境をテーマにフォーラムや作品展などを企画する方針を確認した。
大会は1996年に福島県で第1回があり、日本のほか、韓国、中国、台湾で開かれている。毎回、アジア各国などの漫画家や原作者たちが漫画・アニメの将来、著作権問題を話し合ったり、原画展など催している。第9回大会は、同ミュージアムの開設を機に市と市教委が誘致し、9月6日から3日間、左京区の国立京都国際会館や同ミュージアムで開催される。
京都議定書誕生の地にちなみ、メーンテーマは「環境の革新」。原画展などの恒例イベントに加え、環境問題についての意見交換や作品発表の場を設ける。実行委員会・幹事会には、漫画家の水島さんや里中さん、ビッグ錠さん、宗教学者の山折哲雄さんのほか、行政・経済団体、報道機関の関係者が出席し、規約などを承認した。上原任副市長が「世界に誇るマンガ文化が京都の新たな魅力になるよう万全の態勢で取り組む」とあいさつし、水島さんは「待望の京都開催に興奮している。漫画だけでなく日本の伝統文化を各国の人に見てほしい」と話した。