日曜(2月3日)の京都の重賞、京都牝馬Sの出走馬では、重賞初制覇を目指すブルーメンブラットが、栗東の坂路で順調な仕上がりをアピールした。
ブルーメンブラットは、坂路を楽な手応えでグングン加速。水分をたっぷり含んだ重いウッドチップを跳ね上げて、4ハロン52秒5をマークした。「いい動きだと思います。出来はいいです」ラスト1ハロン12秒6のフィニッシュに、辛口の石坂調教師も笑みを浮かべた。
G1級のメンバーが集結した前走の阪神Cは、4角で勝ったスズカフェニックスにはじかれて大外を回りながら、0秒1差の3着に頑張った。今回は牝馬限定戦のうえ、負担重量は55キロ。1600万を勝ち上がったばかりの馬と同じ条件で走れるのだから、大きなチャンスだ。
「中間はプール調教。その効果か、落ち着きがある。前回より体をひと回り大きく見せており、状態はさらに良くなっていると思う」と浜名助手。減っていた体重もすっかり戻った。
重賞初制覇へ向け、トレーナーは、追い切りの際に難しい指示を出していた。「最初の1ハロンを15秒を切るくらいで来い」−。抑え過ぎると15秒台を切れないが、行かせてしまうと速くなる。それでも井上助手は「うまく行ったよ」と最初の1ハロンを14秒6でまとめた。コンマ1秒単位で完ぺきだったこの日の追い切り。ブルーメンブラットにスキはない。