参院予算委員会は31日午前、福田首相と全閣僚が出席して2007年度補正予算案の質疑に入った。
首相は、ガソリン税の暫定税率を来年度以降10年延長する必要性について、「ある一定の道路財源を確保しないと、地方は切り捨てられてしまう可能性があるのではないか。道路投資額も年々減っていて、地方疲弊の原因になっているかもしれない」と述べ、理解を求めた。
ただ、今後10年間で59兆円が必要とされる道路整備中期計画について、「短期間で(道路)計画を作るのは困難だが、地方分権が進展する時には、必ずこの部分を見直しして行かねばならない」とも指摘した。
暫定税率の期限を2か月延長する法案(つなぎ法案)を巡る与野党対立が、衆参両院議長のあっせんで収拾したことについては「国会が正常化したことは大変結構なことだ」とした上で、「議長の威光は、国会を円滑に運営させるための最後の手段だ。そういう状況に至ったことは、与野党とも反省しなければならない」と述べた。民主党の直嶋政調会長の質問に答えた。