【シミバレー(米カリフォルニア州)=飯田達人、ワシントン=五十嵐文】米大統領選の候補指名争いで、共和党のルドルフ・ジュリアーニ前ニューヨーク市長(63)は30日、シミバレーで記者会見し、大統領選から撤退し、ジョン・マケイン上院議員(71)を支持することを正式に表明した。
同党討論会の直前にマケイン氏と共に会見したジュリアーニ氏は、「米国の最高司令官として最もふさわしい」とマケイン氏支持の理由を説明した。これに対し、マケイン氏も「彼は米同時テロ後、重要な役割を果たしたヒーローだ」と持ち上げた。
ジュリアーニ氏は当初、共和党の最有力候補とされていたが、序盤州を飛ばしてフロリダ州など大票田に焦点を絞る戦術が裏目に出て、予備選や党員集会で一度も勝てないままの撤退となった。
一方、民主党のジョン・エドワーズ元上院議員(54)も30日、ルイジアナ州ニューオーリンズで演説し、「身を引く時が来た」と述べ、選挙戦からの撤退を正式に表明した。
これで民主党の指名獲得レースは、ヒラリー・クリントン上院議員(60)とバラク・オバマ上院議員(46)との一騎打ちとなることが固まった。エドワーズ氏は、どちらの候補を支持するか表明しなかった。
エドワーズ氏は貧困撲滅を掲げて選挙戦に臨んだが、これまでの党員集会、予備選で1勝も出来ず、出身地のサウスカロライナ州予備選でも3位に終わっていた。