[ニューヨーク 29日 ロイター] 米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)<FNM.N>のマッド最高経営責任者(CEO)は29日、住宅ローン借り換えが増加する初期の兆候が見られるとし、サブプライムローンの借り手は自己救済が容易になるとの見方を示した。 金融業界の会合で同CEOは、米連邦準備理事会(FRB)が前週利下げしたことで、30年固定ローン金利が5.50─5.75%程度まで低下し、非常に多くの借り手が借り換え可能になったと指摘。「毎月の支払いが減り、住宅ローンの借り手に助けになる。利下げは住宅保有者が債務不履行を回避する一助となる」と語った。
米住宅市場のファンダメンタルズは長期的には良好だとし、米国では人口増により、新築住宅の建設需要が毎年発生することを理由に挙げた。そのうえで、いったん住宅市場が回復すれば、これまでのように経済のけん引役になるとの見方を示した。
米議会が景気刺激策の一環として、ファニーメイなど政府系住宅金融機関(GSE)による住宅ローンの買取上限を一時的に引き上げる案を検討していることについては「引き上げ幅や期間、対象となるローンなどいくつか詰めなければいけない問題がある」と述べた。