◇“遊び”100年の歴史−−壬生町のおもちゃのまちバンダイミュージアム
100年前の精巧なドールハウスから現代のままごと玩具まで約500点を集めた「いっしょにあそぼっ! ままごとおもちゃ展」が、壬生町のおもちゃのまちバンダイミュージアムで開かれている。3月30日まで。
展示は、本物そっくりの土鍋や七輪のミニチュアが作られた大正時代にさかのぼる。昭和になると、セルロイド樹脂などが普及し、カラフルで割れにくいおもちゃの食器が登場した。
戦後、経済が豊かになるにつれ、キッチン器具や洗濯機、ミシンなどのおもちゃが増えていく。中には、ホットケーキが実際に焼ける「ママレンジ」(アサヒ玩具・1969年)のように、発売から1年で17万個も売り上げたヒット商品もあった。
海外の玩具では、ヨーロッパのドールハウスや、アルコールを燃料とするドールキッチン、リカちゃん人形(タカラトミー)などの原型とも言える18世紀のウッドゥンドール(イギリス)など、貴重なコレクションを公開する。
同館の長沢好兼さんは「今はままごとで遊ぶ機会も減っている。昔の遊びを知って、親子で楽しんでほしい」と話している。
《メモ》
午前10時〜午後4時半(入館は同4時まで)。土日祝日のみ開館。入場料は高校生以上400円、4歳〜中学生300円。問い合わせは同館(電話0282・86・2310)。
1月30日朝刊