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*してきろくおんろくがしょういいんかいがけいかほうこくけんりしゃがわからはそうきけっちゃくもとめるこえ(ImpressWatch)*

私的録音録画小委員会が経過報告権利者側からは早期決着求める声(Impress Watch)

30日(水)22時31分



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 著作ちょさくけん制度せいどに関するにかんする審議しんぎ行なうおこなう文化ぶんか審議しんぎかい著作ちょさくけん分科ぶんかかいは30にちだい24かい会合かいごう開催かいさいした。今回こんかい会合かいごうでは、私的してき録音ろくおん録画ろくが補償ほしょうきん制度せいどについて議論ぎろんする「私的してき録音ろくおん録画ろくがしょう委員いいんかい」、著作ちょさくもの保護ほご期間きかん過去かこ著作ちょさくもの円滑えんかつ利用りようなどについて検討けんとうする「過去かこ著作ちょさくもの保護ほご利用りように関するにかんする委員いいんかい」などが、上部じょうぶ組織そしきである著作ちょさくけん分科ぶんかかい今期こんき審議しんぎ経過けいか報告ほうこく。それぞれ来期らいき継続けいぞく審議しんぎする意向いこう示さしめされたが、特にとくに私的してき録音ろくおん録画ろくがしょう委員いいんかいに対してにたいしては、権利けんりものかわ委員いいんから早急さっきゅう結論けつろん求めるもとめるこえ多数たすう上がっあがった。

 これまでの私的してき録音ろくおん録画ろくがしょう委員いいんかいでは、事務じむきょくかわ将来しょうらいてき補償ほしょうきん制度せいど縮小しゅくしょうする方針ほうしん提言ていげん。そのじょうで、「無料むりょうデジタル放送ほうそうからの録画ろくが」と「音楽おんがくCDからの録音ろくおん」は、当面とうめん補償ほしょうきん制度せいどによって、権利けんりもの被るこうむる経済けいざいてき不利益ふりえきなうことを検討けんとうしてもらうよう要請ようせいした。音楽おんがくCDや無料むりょうデジタル放送ほうそう以外いがいからの私的してき録音ろくおん録画ろくがについては、デジタル著作ちょさくけん保護ほご(DRM)の環境かんきょうで、権利けんりもの利用りようものとの契約けいやくにより経済けいざいてき利益りえき確保かくほできる場合ばあいは、契約けいやくモデルに移行いこうすべきと提案ていあんしていた。

 これらのてんについて委員いいんかいでは、権利けんりものやメーカー、消費しょうひもの関係かんけい団体だんたい検討けんとうされている状況じょうきょう結論けつろんていないことから、来期らいき審議しんぎ続けるつづける必要ひつようがあると報告ほうこくした。

日本にほんレコード協会きょうかい違法いほうサイトからのダウンロードだけでも違法いほうを」
 こうした状況じょうきょうに対してにたいして違法いほう音楽おんがく配信はいしんサイトからのダウンロードを違法いほうすることだけでも早急さっきゅうほう改正かいせいすべきと訴えうったえたのは、日本にほんレコード協会きょうかい会長かいちょう石坂いしざか敬一けいいち。「2007ねん12つき発表はっぴょうした我々われわれ調査ちょうさによれば、携帯けいたい向けむけ違法いほうサイトからの音楽おんがくダウンロードすうは3おく9,900まんファイルに上るのぼる。これはやく860おくえんぶん売り上げうりあげ相当そうとうする。正規せいき音楽おんがく配信はいしんビジネスを阻害そがいしているのが実態じったいだ」。

 また、日本にほん映画えいが製作せいさくもの連盟れんめい参与さんよはざまもと淳一じゅんいちは、デジタル放送ほうそう録画ろくがルール「ダビング10」が運用うんよう開始かいし予定よていの2008ねん6つきまでには、次世代じせだいDVDとそのレコーダーを補償ほしょうきん対象たいしょうとすべきと要請ようせい日本にほん民間みんかん放送ほうそう連盟れんめい専務せんむ理事りじ玉川たまがわ寿夫としおも、「補償ほしょうきん制度せいどはテレビ番組ばんぐみ録音ろくおんできる視聴しちょうもの利便りべんせい守りまもりながら、権利けんりもの正当せいとう利益りえき確保かくほし、両者りょうしゃのバランスを図るはかるために必要ひつよう不可欠ふかけつ制度せいど」と語りかたり次世代じせだいDVDとレコーダーを早急さっきゅう補償ほしょうきん対象たいしょう機器ききにすべきというはざまもと意見いけん同意どういした。

 普段ふだんから音楽おんがくCDの私的してき録音ろくおん楽しんたのしんでいるという日本にほん文藝ぶんげい協会きょうかいふく理事りじちょう三田さんだまことひろしは、私的してき録音ろくおん録画ろくが行なうおこなう権利けんり確保かくほするためにも補償ほしょうきん制度せいど存続そんぞく拡大かくだい必要ひつようであると主張しゅちょうする。「現在げんざいは、PCやカーナビ、iPodまでもが補償ほしょうきん対象たいしょうがい。PCを利用りようするひとのほとんどは、PCに音楽おんがくCDを取り込んとりこんでいるし、最近さいきんのカーナビでは、音楽おんがくCDを再生さいせいしただけで勝手かってに(カーナビないのHDDに)録音ろくおんされる。こうした利便りべんせい確保かくほするために消費しょうひものは、ビタいちもん払わはらわないというのではなく、ある程度あるていどお金おかね払うはらうことを考えるかんがえるべきではないか」。

 三田さんだ意見いけんに対してにたいしては、私的してき録音ろくおん録画ろくがしょう委員いいんかい主査しゅさ務めるつとめる東京大学とうきょうだいがく教授きょうじゅ中山なかやま信弘のぶひろ反論はんろん委員いいんかいでは、私的してき複製ふくせいによって生じるしょうじる権利けんりもの経済けいざいてき不利益ふりえきについて、何らかのなんらかのかたちで対価たいか支払うしはらうことで合意ごういていると話しはなした。「ただし、補償ほしょうきん制度せいど対応たいおうする場合ばあい対応たいおう機器きき買っかってもコピーしないひとてきて不公平ふこうへい生じるしょうじる従来じゅうらいは、そのほかに方法ほうほうがなかったので補償ほしょうきん制度せいど作らつくられたが、最近さいきんではコピー回数かいすうごとに課金かきんできる仕組みしくみもある。こうした技術ぎじゅつ発展はってん状況じょうきょうにおいて、どのように消費しょうひものから権利けんりものお金おかね流すながすかを検討けんとうしていることをご理解りかいいただきたい」。

補償ほしょうきん制度せいど維持いじ拡大かくだい求めるもとめる権利けんりものに「保護ほご政策せいさく」との批判ひはん
 補償ほしょうきん問題もんだい議論ぎろん続くつづくでも権利けんりもの利益りえき損なわそこなわれていると訴えるうったえるのは、日本音楽著作権協会にほんおんがくちょさくけんきょうかい(JASRAC)理事りじ岡田おかだ冨美子ふみこ。「審議しんぎは4ねん経過けいかしたが、1にちでも早くはやく結論けつろん出るでるところから対処たいしょしてほしい。この議論ぎろんは、お金おかね払うはらうひと頂戴ちょうだいするひと綱引きつなひきではいけないと思うおもう。まさに『CultureFirst』。文化ぶんかのクリエイターを支えるつかえることで、文化ぶんか恩恵おんけい受けうけられる。お金おかねにこだわらず、広いひろいから、広いひろいしんから物事ものごと考えかんがえてもらいたい」。

 「文化ぶんかありき」という岡田おかだ意見いけんには、日本にほん芸能げいのう実演じつえん団体だんたい協議きょうぎかい専務せんむ理事りじ大林おおばやし丈史たけし同調どうちょうする。「論語ろんごには『ては、思うおもう』というすばらしい言葉ことばがあるが、文化ぶんか問題もんだいもこれに尽きるつきる。クリエイター、事業じぎょうもの消費しょうひもの対立たいりつするものではなく、3もの互助ごじょ互恵ごけい精神せいしん補償ほしょうきん制度せいど維持いじすることで、文化ぶんか創らつくられる。お金おかねがどうこうではなく、まずなん一番いちばん大切たいせつなのか、それをはっきりさせるべきだ。ただし、ダビング10の機器ききについては、透かしすかしのついた1まんえんさつを10まい刷らすらせるようなもの。検討けんとうしている段階だんかいではなく、5つきまでには(補償ほしょうきん対象たいしょうにするよう)結論けつろん出すだすべき」。

 文化ぶんか保護ほご補償ほしょうきん制度せいど維持いじ拡大かくだい求めるもとめる権利けんりものかわ意見いけんに対してにたいしては、ITビジネスの研究けんきゅう機関きかんであるイプシ・マーケティング研究所けんきゅうしょ代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう野原のはら佐和子さわこが、「補償ほしょうきん制度せいど著作ちょさくけんものへの保護ほご政策せいさく」と批判ひはんする。「基本きほんてきにビジネスの世界せかいは、経済けいざいてき価値かちのあるものに対価たいか支払わしはらわれる。海外かいがいでは日本にほんのアニメが人気ひとけだが、激しいはげしい競争キョウソウすえ世界せかい通じるつうじる文化ぶんか』となった。しかし実際じっさい議論ぎろん聞くきくと、過去かこ関係かんけいものというか業界ぎょうかい団体だんたい議論ぎろん進めすすめていて、新しいあたらしい時代じだい変化へんか反映はんえいしているのかと疑問ぎもん思うおもう権利けんりものかわは、消費しょうひものとの契約けいやくモデルに移行いこうすべき」。

●コンテンツを市場いちば原理げんり委ねるゆだねると、クリエイターの使い捨てつかいすてにつながる
 コンテンツへの対価たいか市場いちば原理げんり委ねるゆだねるべきという野原のはら主張しゅちょうに対してにたいして日本にほん写真しゃしん著作ちょさくけん協会きょうかい常務じょうむ理事りじ瀬尾セノオ太一たいちは「クリエイターの使い捨てつかいすてにつながる」と真っ向まっこうから反論はんろんする。「若いわかいときは競争キョウソウ原理げんりでやれるが、40さい過ぎすぎ生き残るいきのこる写真しゃしんすうパーセント。みんな食えくえなくなって仕事しごと辞めやめている。アニメのクリエイターも悲惨ひさんで、労働ろうどう基準きじゅんほうがあるのかという厳しいいかめしい環境かんきょうで、すばらしい作品さくひん創らつくられている。こうした現状げんじょう抜きぬきにして、流通りゅうつう原理げんりだけで文化ぶんか維持いじできるのかは大変たいへん疑問ぎもん少なくともすくなくとも日本にほん知的ちてき財産ざいさん立国りっこく方針ほうしん掲げるかかげるのであれば、社会しゃかいてきにクリエイターを保護ほごすべき」。

 これに対してにたいして野原のはらは、環境かんきょう厳しいいかめしいのはクリエイターだけでなく、のベンチャー企業きぎょう同じおなじであると訴えるうったえる。「ベンチャー企業きぎょう起業きぎょうして、そのうち5ねんのちなんしゃ残りのこりますか? たれがそれを支えつかえてくれるのですか」。また、補償ほしょうきん制度せいどによって社会しゃかいてきにクリエイターを保護ほごすべきという権利けんりものかわ主張しゅちょうに対してにたいしては、中山なかやま補償ほしょうきん制度せいど問題もんだいてん提示ていじした。「補償ほしょうきん制度せいど充実じゅうじつさせても、お金おかねがまわってくるのは売れうれている監督かんとく作曲さっきょく新人しんじんお金おかね出回るでまわることはない」。

著作ちょさくもの利用りよう進めすすめば、現行げんこうのクリエイターに重要じゅうよう影響えいきょう生じるしょうじる
 著作ちょさくけん分科ぶんかかいではこのほか、著作ちょさくけん法制ほうせいあり方ありかた議論ぎろんする「法制ほうせい問題もんだい委員いいんかい」が、「親告罪しんこくざい範囲はんい見直しみなおし」や「デジタルコンテンツ流通りゅうつう促進ソクシン法制ほうせい」などの審議しんぎ経過けいか報告ほうこく著作ちょさくけんほう違反いはん行為こういついて「親告罪しんこくざい」することに関してにかんしては、社会しゃかいてき影響えいきょう大きいおおきいことから、慎重しんちょう見極めみきわめ必要ひつようであるとした。親告罪しんこくざいは、被害ひがいもの告訴こくそがなくても起訴きそできる。現在げんざい著作ちょさくけんほう違反いはん行為こういは、起訴きそするためには著作ちょさくけんものなど被害ひがいもの告訴こくそ必要ひつような「親告罪しんこくざい」となっている。また、インターネットじょうでより多くおおくのコンテンツを流通りゅうつうさせるデジタルコンテンツ流通りゅうつう促進ソクシン法制ほうせいについても、今後こんご検討けんとう必要ひつようとしている。

 インターネットで著作ちょさくもの利用りよう促進ソクシンさせるという考えかんがえについて三田さんだは、文化ぶんか保護ほご不可欠ふかけつだと指摘してきする。「インターネットの発達はったつによって、著作ちょさくもの利用りよう盛んさかんになりつつあるが、我々われわれ文化ぶんか享受きょうじゅできる時間じかん限らかぎられている。インターネットで過去かこ映画えいがやテレビ番組ばんぐみられれば、いま創らつくられている芸術げいじゅつ楽しむたのしむ時間じかん少なくすくなくなる。これは、現行げんこうのクリエイターに大変たいへん重要じゅうよう影響えいきょうてくる。著作ちょさくもの利用りよう促進ソクシンは、ネット業者ぎょうしゃとネット機器ききのメーカーが主導しゅどう動いうごいていて、文化ぶんか創っつくっているひとがなおざりにされる傾向けいこうがある。我々われわれは、まずは文化ぶんかありきという『CultureFirst』を掲げかかげているが、文化ぶんか芸術げいじゅつがなければコンピュータもテレビもタダのはこ文化ぶんか大事だいじにするのは、(利用りよう促進ソクシンする)経済けいざい産業さんぎょうしょうよりも文化庁ぶんかちょうにがんばってもらいたい」。

 インターネットで過去かこ著作ちょさくもの利用りよう促進ソクシンされると、現在げんざい創作そうさくもの損害そんがい受けるうけるという三田さんだ意見いけんくびをかしげるのは、主婦しゅふ連合れんごうかいふく常任じょうにん委員いいん河村かわむら真紀子まきこ。「過去かこ著作ちょさくものへのアクセスが確保かくほされることが、文化ぶんか大切たいせつにすることに反するはんするような言い方いいかたには説得せっとくりょくがない。だとしたら、図書館としょかん過去かこ著作ちょさくものがあることは、作家さっかにとって損害そんがいになるということか。文化ぶんか大切たいせつにすることは、いままでの文化ぶんか大切たいせつにすることで、いま創っつくっているひと収入しゅうにゅう保護ほごすることとはべつはなしではないか。過去かこ著作ちょさくものへのアクセスを高めるたかめることに反対はんたいするために『CultureFirst』という言葉ことば使うつかうのは抵抗ていこう感じるかんじる」と述べのべた。

関連かんれん情報じょうほう

■URL

 文化ぶんか審議しんぎかい著作ちょさくけん分科ぶんかかいだい24かい)の開催かいさいについて

 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/kaisai/08011705.htm

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私的してき録音ろくおん録画ろくがしょう委員いいんかい補償ほしょうきん問題もんだい結論けつろん来期らいき持ち越しもちこし(2008/01/23)

・「20XXとし、DRMの普及ふきゅう補償ほしょうきん廃止はいし文化庁ぶんかちょうがビジョン提示ていじ(2007/12/20)

権利けんりもの団体だんたいが「CultureFirst」宣言せんげん文化ぶんか保護ほご補償ほしょうきん拡大かくだい求めるもとめる(2008/01/15)

増田ますださとる

2008/01/3020:43
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