揮発油税などの暫定税率を最長2カ月間延長する「つなぎ法案」をめぐり、国会内には30日朝から怒号が飛び交った。
午前9時半、衆院財務金融委員会の理事会室から与党理事たちが出ようとすると、それを阻止しようとする野党議員ともみ合いになった。「痛いじゃないか」「やめろ」
29日深夜に国会に提出されたつなぎ法案は30日午前、衆院の同委と総務委で審議され、その後本会議にかけられる。委員会開会直前に議事進行を協議する理事会が開かれるが、そこに出席した与党理事を向かい側の委員会室に移動させないよう、民主党の若手ら30人以上の野党議員が理事会室前に殺到したのだ。
太田和美議員(民主)は「昨日は窓から逃げられて失敗したので、きょうは逃がしません」。多くの野党議員は「道路利権VS国民生活」と書かれたプラカードを掲げて「そんなに道路がほしいのか」と大声を上げ、対決姿勢をアピールした。
午前10時45分ごろ、原田義昭委員長がようやく委員会室に入り、審議が始まった。【日下部聡、高橋昌紀】