30日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米FOMCの政策発表を控えて積極的な売り買いが手控えられ、1ドル=107円台前半で小動きとなっている。午前9時現在、1ドル=107円05―08銭と前日(午後5時、106円73―76銭)比銭のドル高・円安水準。
前日の海外市場では、米利下げ期待に加え、米耐久財受注が予想を上回る内容だったことから米株価が堅調に推移、これを受けて市場ではドル買い戻しの動きが強まった。
東京市場もこの流れを引き継ぎ、ドルが下値を切り上げる形で始まっている。ただ、あす早朝に控える米FOMCで、市場はすでに0.50%の米利下げを織り込んでおり、利下げ幅が市場予想通りにとどまり声明文の内容にも追加利下げを示唆するような内容がない場合、株式市場に失望感を与えることも予想される。このため「FOMC後の株価動向を見たい」(大手邦銀)として、模様眺め気分が広がっており、1ドル=107円00近辺の水準を中心とした狭いレンジでもみ合う展開となっている。
ユーロは対円で堅調。午前9時現在、1ユーロ=158円09―13銭(前日午後5時、157円60―64銭)、対ドルで1ユーロ=1.4767―70ドル(同、1.4764―67ドル)。(了)