1月30日(水)東京・お台場のフジテレビ本社で記者会見が行われ、『K-1WORLDGP2008』(以下K-1WGP)の活動予定などが発表になった。会見後、谷川貞治イベントプロデューサーは記者たちの囲み取材に応じ、さらに詳しく今年のK-1戦略について語っている。
「ワールドカップ構想に向けて日本も世界も充実させていく」のが『K-1のグローバル化とローカル化の推進』だと谷川EPは言う。
「アジアリーグをやったり、アメリカリーグをやったりと、それぞれの国に会社を作って年内には拠点を作りたい。今はアメリカと韓国にFEGがありますが、アラブの王様が“ぜひ”と言っているので中近東はやりたいですね。あと南アフリカ、南米からも話が来ています。
いろんなプロモーターから話が来ていて、ブラジルもやらないともったいない。シュートボクセのフジマール会長もK-1をやりたいと言ってるので、組んでやるかもしれません。ロシア、ブラジルはいい選手が発掘できると思う。ロシアに関しては協栄ジムの金平会長にルートを作ってもらって、発掘して出したい。ヨーロッパはイギリス、ドイツ、フランスあたりに作るでしょう。今年はワールドカップへ向けてシステムが出来るようなことをやっていきたい」
注目される武蔵VS澤屋敷の初対決については、「出来るだけ早い内にやった方がいい。温めているカードじゃないですね。澤屋敷選手は去年ベスト8でワールドGPに出る権利を得ていますから、思い切ってやって欲しい」と、早期実現を予告。
さらに、澤屋敷に関しては「経験のためにも今年は外国人といっぱいやらないといけない。日本人でやらなければいけないのは武蔵選手だけでしょう。地獄のロードレースで世界各国で闘わないとダメ」と、日本期待のホープにあえて茨の道を用意することを宣言した。
しかし、この日の会見に出席した日本人選手には「もうちょっと喋れるといいんですけれどね。ありゃダメだ。反省点です。一人くらい魔裟斗選手みたいに喋れるヤツがいないとダメですね」とダメ出ししている。
トライアウトについては「他ジャンルの方からいろいろ声が掛けられている」とし、「今年は十代の選手が欲しい。新空手にいい選手がいますね。そういう所から出てくるといいな」と、澤屋敷やK-1YOUTHの嶋田翔太(島田塾)などを輩出した新空手出身の選手に期待を持つ。
なお、昨年10月25日に暴行事件を起こして書類送検された天田ヒロミについては、「被害者と示談が成立して、一定期間の出場停止処分にすることになりました」との発表もされた。