ニューヨーク(ダウ・ジョーンズ)29日の米国株式相場は続伸。予想を上回る経済指標、利下げ期待などに支えられ、買い優勢となった。ダウ工業株30種平均の終値は
前日比96ドル41セント(0.78%)高の1万2480ドル30セントだった。
ナスダック総合指数は同8.15ポイント(0.35%)高の2358.06、S&P500種指数は同8.33ポイント(0.62%)高の1362.30で引けた。
連邦準備制度理事会(FRB)の連邦公開市場委員会(FOMC)は、この日から2日間の日程で始まった。フェデラルファンド(FF)金利先物の動きをみると、市場は0.5%の利下げの可能性を78%織り込んでいる。28日時点では86%だった。
FRBが利下げ幅を0.25%にとどめたり、FOMC後の声明でインフレ抑制の重要性に関する表現を強調した場合、投資家は失望するかもしれない。FOMCの決定は米東部時間30日午後に発表される。
米商務省がこの日発表した12月の耐久財受注は5.2%増加した。エコノミストの平均予想は2.1%の増加だった。またコンファレンスボードが発表した1月の消費者信頼感指数は87.9となり、12月の90.6から低下したものの、エコノミスト予想の87は上回った。
個別銘柄では、住宅金融大手のカントリーワイド・ファイナンシャル(NYSE:CFC)が36セント(6.05%)高の6.31ドル。同社が発表した10−12月期決算は住宅ローンの不履行が引き続き増え、大幅な赤字となった。カントリーワイドを買収する予定であるバンク・オブ・アメリカ(NYSE:BAC)のケネス・ルイス最高経営責任者(CEO)は、カントリーワイドの決算は予想通りだったとし、予定通りに買収手続きを進める考えを示した。バンカメは74セント(1.80%)高の41.94ドル。
仮想化ソフトウエアメーカーのVMウエア(NYSE:VMW)は28.13ドル(33.89%)安の54.87ドルと急落。前日の取引終了後に発表した10−12月期決算は80%増収となり、純利益が2倍以上に膨らんだものの、売上高は市場予想を下回った。また、同社の2008年売り上げ見通しも市場予想を下回った。