卒業が迫った福知山市東羽合の京都共栄学園高校の3年生が29日、JRと北近畿タンゴ鉄道(KTR)の福知山駅で、清掃作業をした。3年間利用した駅に感謝の気持ちを込めたもので、生徒たちは厳しい寒さも忘れて隅々まできれいにした。
同校では全校生656人の半数が列車通学し、遠くは兵庫県三田市や亀岡市などから通っている。卒業前の清掃作業は先輩たちからずっと受け継がれてきたもので、今年で40回目になる。
希望者14人が参加し、JRとKTRに分かれて作業。JR駅では、それぞれがぞうきんを手に、プラットホームのベンチ、駅名板やコンコースの案内板、階段の手すりなどを丁寧にふいていた。
作業後、それぞれの駅でセレモニーをし、JR駅では企画助役に花束を贈ったあと、三田駅から列車通学している生徒代表の辻君(18)が「3年間お世話になり、ありがとうございました。これからも後輩たちが利用しますが、よろしくお願いします」とあいさつした。
写真=JR福知山駅のプラットホームで丁寧にぞうきんがけをする生徒たち