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*しんみにかけるけいざいのしょほうせんしょほうせん べいだいとうりょうさいごのいっぱん(さんけいしんぶん)*

新味に欠ける経済の処方箋処方箋 米大統領最後の一般(産経新聞

29日(火)11時35分



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 【ワシントンいこーる渡辺わたべひろしうまれ】ブッシュ大統領だいとうりょう最後さいご一般いっぱん教書きょうしょ演説えんぜつ経済けいざい問題もんだい大きなおおきな焦点しょうてん置いおいたのは、イラク情勢じょうせい好転コウテンした半面はんめん残りのこり任期にんき1ねんというタイミングで、あめりか経済けいざい景気けいき後退こうたい瀬戸際セトギワ立つたつという事態じたい直面ちょくめんしているからだ。
 「こくなか食卓しょくたくで、経済けいざい将来しょうらい話題わだいになっている」。大統領だいとうりょう触れふれたように、株価かぶか住宅じゅうたく価格かかく下落げらく続けつづけ雇用こよう消費しょうひ勢いいきおい失いうしない足元あしもと景気けいきへの国民こくみん不安ふあんはかつてないほど強いつよい
 大統領だいとうりょうとしては「外交がいこう問題もんだい多大ただい時間じかん費やしついやし、(経済けいざいという)普通ふつう国民こくみん問題もんだい忘れわすれていたという評価ひょうか」(あめりかニューヨーク・タイムズニューヨークタイムズ)は避けさけたい。年明けとしあけ中東ちゅうとう訪問ほうもんから帰国きこくのち慌ただしくあわただしく議会ぎかい協議きょうぎ入りいり緊急きんきゅう経済けいざい対策たいさく合意ごういこぎ着けこぎつけうらには、自らみずからの“遺産いさん”への危機ききかんがあったのは間違いまちがいない。
 ただ、世界せかい株式かぶしき市場いちば動揺どうよう続けるつづけるなか迎えむかえ演説えんぜつで、経済けいざい危機きき回避かいひ処方箋しょほうせん(せん)を明示めいじするには至らいたらなかった。
 大統領だいとうりょうはまず、戻しもどし減税げんぜいはしらとする1500おくドル(16ちょうえん)の緊急きんきゅう経済けいざい対策たいさく早期そうき可決かけつ議会ぎかい強くつよく迫っせまったのは当然とうぜんだ。失業しつぎょう保険ほけん拡充かくじゅう公共こうきょう投資とうしなどの追加ついかさく盛り込みもりこみたい民主党みんしゅとうとの温度おんど依然いぜん解消かいしょうされず、実施じっし遅れおくれ即効そっこうせい失わうしなわれる危険きけんがあるからだ。
 この緊急きんきゅう減税げんぜい短期たんきてき景気けいき浮揚ふよう安定あんてい成長せいちょう持続じぞくさせるために、自身じしん就任しゅうにんのち導入どうにゅうした相続そうぞくぜいやキャピタルゲインの減税げんぜい(2010ねん失効しっこう恒久こうきゅう唱えとなえたが、新味しんみ欠けるかけるてん否めいなめない。
 ごめ経済けいざい病巣びょうそうのサブプライムローン問題もんだいは、住宅じゅうたくローンからクレジットカード、自動車じどうしゃローンの焦げこげ付きつき波及はきゅう市場いちば金融きんゆう不安ふあん回避かいひする追加ついか措置そち迫っせまっているようだ。大統領だいとうりょう長期ちょうきてき経済けいざい姿すがた楽観らっかんてきだが、任期にんき満了まんりょうまでに「米国べいこくぱつリセッション」を阻止そしするひくとの力強いちからづよいメッセージは伝わっつたわってこなかった。

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