[東京 29日 ロイター] アッカ・ネットワークス<3764.Q>は29日、取締役の再任に反対する株主提案を行った同社筆頭株主のイー・アクセス<9427.T>に対し、反対の意向を表明した。イー・アクセスが取締役の交替を提案したものの、同社から「企業価値向上の実現に向けた具体的な方策が示されていない」ことを反対理由に挙げた。
アッカは、ADSL光アクセスの固定通信サービスと、無線LAN・WiMAX・携帯電話を利用した「高速データ通信サービス」の提供を成長戦略の中核に位置づけていると強調。今後の成長のために、利便性の高い無線LANのアクセス網提供など、業容拡大を計画しており、詳細は2月14日の2007年通期決算の発表と同時に公表する予定。
イー・アクセスは1月16日、アッカの木村正治社長ら現経営陣3人の不再任を3月に開催するアッカの定時株主総会で議案にするよう株主提案を行った。代わりにイー・アクセスが送り込むイー・モバイル(港区)社長兼COOのエリック・ガン氏らの取締役選任を求めた。
イー・アクセスは、アッカの株式13.10%(1月11日時点)を保有する筆頭株主。アッカは「イー・アクセスから事業面での企業価値向上を図る具体的提案があれば検討する」としている。